穏やかな天気に恵まれた昭和の日であります。首都圏では既に葉桜となっていますが、みちのくから北海道といった北日本では正にサクラが満開の様であります。
夢追い人ならぬ櫻追い人なんて風流な方もいるのかもしれません。それ位に日本は狭い様で広いのであります。
首都圏ではサクラに変わってツツジが満開となっています。満開のツツジの横を通り抜けますとほのかな良い香りがいたします。小学生の頃にツツジの花の元の方を吸いますと甘い味が口に広がったことを想い出します。今のお子さんは上品なので、あげな下品なことは余りなさらないのでしょうね。
ツツジの甘い香りは中学時代の淡い恋の香りであったりして・・・・・、オットいけません、駄洒落・下ネタ・オヤジギャグをモットーとする小生にあって不適切な発言をしてしまいました。
櫻追い人となって、札幌あたりを散策したい気持ちになりますが、今年はツツジで我慢といたしましょう。先立つものもありませんし、人ごみで殺気だつのも嫌ですから。
そんな札幌のススキノで火災発生のニュースが飛び込んできました。
火災があったのは札幌市中央区南6番西5丁目、歓楽街ススキノの中心部で、性風俗店が建ち並ぶビル街の一角にあるソープランド「江戸城」である。同店は城をイメージした建物で、30年以上前から営業するススキノでは老舗の性風俗店だ。
札幌市消防本部によると4階建ての3階から出火し、3、4階部分が焼け、4階付近から従業員で20代とみられる女性2人、男性1人計3人が救出されたが、いずれも搬送先の病院で死亡が確認された。
他にも、従業員とみられる女性3人が煙を吸って病院で手当てを受けている。
同店の営業は9時から24時までとなっており、当時も午前0時に閉店したばかりで店内にはまだ従業員5、6名がいたようだ。火は午前1時過ぎには鎮火した。
近くに住む男性は「三階の窓から火が出ているのが見えた。火の勢いよりも、白い煙がもくもくと上がっていた」と青ざめた表情で話した。
また、「友人が働いているので心配で駆けつけた」と話していた女性(21)はその最中に友達が救出されて出て来たので、涙ながらに手を振って無事を喜び合っていた。
すでに大型連休に入っていたため、ススキノの人出は少なかったものの、現場付近には十数台の消防車が出動し、数百人のやじ馬で一時騒然となった。
せっかくの連休、どうかご安全に!!
さて満開の話題に戻りますが、私は満開という言葉から関西テレビ(当時)杉本アナウンサーの競馬実況中継、アノ名調子を想い出します。
『菊の季節にサクラが満開、菊の季節にサクラ!!』 と、サクラスターオーの菊花賞優勝シーンを実況していた事が昨日のことの様によみがえります。
近頃の競馬は、設備は充実し馬も強くなりましたが、どこか物足りないものを感じるのは何故でしょう。
ふと昭和の名勝負に想いをはせる平成の昭和の日であります。