羽田から新千歳へ移動です。好事魔多し、既にニュースで報道されていますが、管制塔の停電の影響をもろに受けることになりました。

 

という訳で、結構な紆余曲折の末に札幌にたどり着くことができました。

 

その顛末を記載します。


  1. まず管制塔の停電により離陸着陸不能となり、搭乗予定のJAL1023便(13時発)が使用機未着により欠航となりました。

  2. この欠航の決定が14時頃まで曖昧然としていて14番搭乗口付近でじっと我慢の待ちとなりました。結構皆さんJALのはっきりしない対応にイライライしていて(当然といえば当然ですが)やりとりのドラマが展開されました。小生は、様子見で動向を観察していました。すみません。曖昧で的確性を欠くJALの地上職員の対応が問題ですが、居丈高な搭乗予定者の対応も如何なものでしょうか。

  3. 結局、後続のJAL1027便に振り替え輸送となりました。その為、予約変更の長蛇の列の一人となりました。皆様には申し訳ありませんが、傍観者でいた事が功を奏し前から5番目の位置に並ぶことができました。

  4. この搭乗変更の時点でJAL1027便の出発時刻は15時10分に遅延していました。

  5. このJAL1027便も使用機の遅れにより機内に案内されたのは、15時30分以降でした。

  6. 満席状態で搭乗が完了し滑走路に向かう途中で、あかちゃんが急病になりました。この為、急遽搭乗ゲートに引き返し救急車で搬送することになりました。あかちゃんは大丈夫だったのでしょうか、心配です。

  7. この時の客室乗務員のチーフの方の適切且つ躊躇無い行動に感心しました。最初に対応した客室乗務員は、飛行機が移動しはじめてる事を理由に札幌まで何とか我慢できないかといった対応でしたが、流石チーフは違いますね。あかちゃんの様子を人目見るなり引き返す事を決定しました。素晴らしい、これが本当の人命尊重のプロの対応だと思いました。機内へのアナウンスも的確丁重でした。

  8. 16時30分を過ぎて離陸し、18時前に新千歳空港に到着しました。北海道に来れただけでも感謝です。

  9. さてJRで札幌まで移動となった訳ですが、今度は函館本線の人身事故で電車が遅れ気味。札幌に19:00頃にようやく到着。13時出発予定から6時間のドラマでした。

  10. 危機管理とは何ぞや、人は熱くなってはイカンとか、プロの対応など、半日の間に凝縮した体験をしました。