相変わらず何かとJR西日本が俎上に上げられています。

確かに規律やモラルを問われても仕方ない行動があった事は事実ですし、事故直後の幹部をはじめとする社員の対応にも問題があったと思います。

謝罪では済まされぬ事、改めるべき事が多々あり、再建にじっくりと取り組んで欲しいと思います。

しかしながら、魔女狩りの様相を呈しているマスコミは、果たして聖人君子として批判できる立場にあるのでしょうか。

悲惨な事故のニュース番組が終わるやいなや、おちゃらけた番組を放送し視聴率獲得に奔走するのは、事故後にボーリングをするのとどの程度の差があるのでしょう。

目糞が鼻糞を笑っているだけでは無いのですか?勝てば官軍的な態度は、青少年に決して良い影響は及ぼさないと思います。

 

マスコミ関係者は自分達の責任をどの程度感じているのでしょう。年金未納についての不毛な中傷合戦に似たものを感じるのは私だけでしょうか。

真の事故原因の解明、JR西日本の改革、遺族や怪我をされた方、マンション居住者のケアを最重点に報道にのぞみ、社会を正しい方向に導いて欲しいと思います。
 

ちなみに、本日のフジサンケイビジネスアイにも、事故の再発防止に重点をおくべきが、JR西日本をあげつらうだけの報道に疑問を呈する意見が書かれていました。同感です。正論をつきつめる各社の報道を期待します。