SLAVE MEETING 2024 | その女、SLAVEにつき。

その女、SLAVEにつき。

【NO LUNASEA,NO LIFE】という人物が見るLUNA SEAというバンド&メンバー/時々たむ活

2024年12月23日(月) Zepp Haneda 

■LUNA SEA 35th Anniversary SLAVE MEETING 2024【Secrets of ERA TO ERA】




行って参りました、イヴイヴスレミ。

今年は3回とも参加。

2ndだけは追加席枠で取りました。


1stを終えてすぐの感想は

「というか、SHINEとBNCのツアーでのそれぞれの曲についての話とかさ、無かったよね?!聞きたかったな。なんか思ったのと違った。SLAVEからの質問も今回は受け付けてなかったし、今回はSLAVEと絡む気ゼロかな。あまりそういうやり取り無かったよね?でも真空パックのはアレすごかったね!!!」

というものでした。













[1st]
<EPISODE 1>
OPEN 13:00 / START 13:45
★座り順★下手からRYU→SUGI→INO→J→真矢

[2nd]
<EPISODE 2>
OPEN 16:00 / START 16:45
★座り順★下手からJ→真矢→RYU→INO→SUGI

[3rd]
<EPISODE 3>

OPEN 19:00 / START 19:45

★座り順★下手からSUGI→INO→真矢→J→RYU





毎年この時期になると終幕のことを考える。

自分たちは24年間、はっきりとした答えを得ないままでいた。 

聞くことはタブーのようで、どこかでは、勝手に過去にされた。

7年の留守の間に我々はそれぞれの人生を生きて

彼等が戻ったことで今更ほじくり返すことをしないほうが良いのだろうと聞き分けの良いふりをした。

正直に言えば今回のスレミは1stより2ndより3rdが面白かった。

これほどまでに深い話をしたりメンバーのワチャワチャとした互いを向いて笑っていた時間は、他になかった。


これは全体通してだが、ERA TO ERAの裏話はあるにしても、過去の東京ドーム公演の話に及ぶ企画があるとは発表されていなかったし

3rdで言ったらまさかツアーの黒限LUNACYの話から2000年の『LOVE SONG』や終幕を振り返ることになるとは思いもしなかった。


サプライズで真空パックLUNA SEAの進化の途中を見せてもらえたのはとても素晴らしい体験となった。

本当に真矢のドラムは忙しく動いていたし、その音の臨場感は想像を超えていた。

「俺たちが俺たちのLIVEを見ることはできない。でも、俺、今見たんですよ」と興奮気味に記者会見で話していたJを思い出す。

目の前で繰り広げられたソレに

ああ、これは…まさにJが言っていたこと!!と感動した。


終幕のことはREBOOTしてから何度かメンバーの口から語られてきたと思う。

インタビューで、LIVEのMCで、その端に触れてきた。

もうあの痛みは忘れて良いとも言われた。


でも思っていたんだ。

この傷を取らないでくれと。

自分でつけた傷だった。

LUNA SEAにとっても、SLAVEである自分にとっても。

自決。

Jは過去にそれを自決だと語った。

それは終幕がただの休み期間ではないことを

二度と戻る気がなかったことを物語っていた。

今となってはなんたらかんたら

あれがなかったらなんたらかんたら

欲しい言葉をメンバーは言ってくれる。

僕等が傷つかないように。

けど、傷ならもう、できてんだ。

治っても、消えないのがね。

ひとまずの「もう、わかったよ」がこちらの口から出るように、きっと、期待してる。

忘れてたまるか。過去にしてたまるか。

いまも疼いてんだ。

これを抱えて生きる。

それが、SLAVEがLUNA SEAに対してできる、唯一の…





話を聞きながら涙がこぼれてきたのはなんでだろう。

終幕の話、ではなく、LOVE SONGの話

FINAL ACTの話だったからだろうか。

JとRYUが並んでる。

自分にとっての要。柱。

一番話を聞きたい二人だった。


そこに向かう空気、覚えてるよ。外野だけど。

カオスだった、覚えてるよ。外野だけど。


泣くなって言われたことも。

湿っぽいのはイヤだって言われたことも。

明日がなかったことも。

JがSLAVEのことばっかり考えて苦しんでたことも。




「J、ずっとニコニコしてたね!」

今夜のスレミを終えると友だちがそう言った。


そうだね、JさんはLUNA SEAが大好きだし

我々が大好きだしね。

楽しそうだよね。


RYUICHIはさすがの言葉を残した。

今回のスレミでのRYUICHIの発言は多くはなかったが、その口が開けば核心をつく。

あの人のひとつひとつの言葉が宝物のようで、

と同時にギュッとまた我々の胸を締め付けた。


この人たちは…やはり

この人は…やはり




覚悟の答え合わせは2025年の2月23日なのか。


その先のパーティーには何があるのか





ご機嫌がアレなSUGIZOを見ながら、大前多恵さんが先日話していたことを思い出した。

数年前のスレミ。

大前さんは決して悪くない。

今夜はジョーさんが心配だ。


それでも3rdでSUGI様がご機嫌を持ち直し、笑顔が見られたときはホッとした。

Jに泣かされたこちらの涙はINORANの台詞で更に乾くタイミングを失い、最後にRYUICHIの言葉でトドメを刺された。



1st、2nd、3rdと総じて楽しかった。

最後に立って真空パックLUNA SEAを楽しめたのも良かった。

後ろの席だから心置きなく暴れに暴れ、控えめに歌った。

気が付けばJの名を叫んでいた。

SLAVEの熱はどうやったらパックできるのですか。






イヴイヴはLUNA SEAの日。

ルナクリではあるがクリクリではない。

LUNA SEAは月で、僕等は太陽。

いつまで「LUNATIC TOKYO行ってた人!」って聞くんだい。

半分、またか…と思いながら

「FINAL ACT行ってた人!」って言われると手を挙げる。

カウントしてどうすんだ。

何のマウントだ。


何年前にいたことより、今一緒にいることのほうが大切だ。

ずっと歩んできたことのほうが。

今そこにキミがいることのほうが。

30年前がなんだよ

いつまでその過去掲げる気か。

35年が終わるのも目の前だぞ。




この口が減らないのでもう閉じよう。

LUNA SEA、とっておきの日をありがとう。






……より、ふつうに、LUNA SEAが好き

ほんと何にでも使えるなコレ

ふつうとは。


比べるもんじゃないけどな