かやまさんの親子という病を読みました。
ちょっと軽いというか薄っぺらい気はしましたけどもおもしろかったです。
ちょっと補完というか、そこ置いて次いっちゃうのそれ足りてないのではと思わないではないけれどそういう仕様なんでしょう。さくさく読めるし。
自分個人の親子関係とはちょっと当てはまらないので同感であるとは言えないけれども。
罪悪感のくだりはまあよく分かる。
あとあんまりその手の本読まないのでちょっと分からないんだけれども、友達の話してたフランス文学の先生の話もそうだしこの中に出てくるゴシックロリータの話のくだりもそうなんだけれども、
たとえば統計で話をした場合に、これはマジョリティでって意味で、本当にそういう意味合いを持っているのかなあと疑問に思うんだよなぁ。うーん、他人を精神分析できるわけではないから何とも言えないけれども、例えば彼らの言う思想を持った人がいないわけではないと思う。そういうバックグラウンドをもってそういうファッションでその精神性を誇示する人もいると思う。だけどそれって本当にそう定義できるだけの普遍性というか、確実性じゃないな、何だろう、言葉を知らないからきちんと言えないけれども、説得力ってあるか?大多数はそんな崇高(とも違うか)な精神性でもってそれを纏っているとは私は思わないけど。
結局普遍とか普通とかマジョリティとかそのへんの定義というか境界線が私には見えないから分からないんだけど。多分どっかで一線を引いてしまったというか、後ろで眺める側になってしまった私にはもう見えない景色なのかもしれないし。

明日は人体失敗の進化史を読もうかな。
その前にレポートやんなきゃいけないんですけどね!うわああああああああああ…!

久作さんがいいかげん読み終わらない…どうしてくれよう…。