ひとりごとラーの

ひとりごとが

忌み嫌われるのは、

音声の問題だけではないように

思います。



日常生活の雑音は、

まったく 気にならず

通り過ぎてゆきます。


それなのに

過剰な ひとりごとが

気に障るのは、

きっと・・・


ひとりごとに 悩まされている側が、

音声だけでなく、

ひとりごとラーの発している

ひとりごとの裏に

隠れているものを、

受け取ってしまっているから。



そんな意味からも

本当に おすすめなのが、

耳栓 です。



ひとりごと対策委員会




耳栓は、

音声だけでなく

ひとりごとラーが

無意識のうちに

放出しているものをも

シャットアウトしてくれます。


すなわち、

それらを 耳の穴を通して

無防備に

体内に 取り込んでしまうことを、

防いでくれるわけです。



そういう意味では、

匂い

同じことなのだと 思います。


耳栓やマスクは、

A氏が 投げてくる 弾丸を

弾き飛ばす

鎧となります。



自覚のないまま

攻撃してくるひとを 相手に

闘うよりも、

とにかく 防御。


相手が ほぼ 無意識のうちに

やっていることである以上、

自分の身は

自分で守るしかないのかもしれません。







ひとりごとラー A氏の

ひとりごとを 静める

良い方法を

見つけました。


それは、

A氏を 怒らせること。



もともと 温厚な性格である A氏を

怒らせるのは、

簡単なことでは ありません。


おまけに、

無神経で

周囲の状況に 気を配ることのない

A氏。


たとえ わたしが

イヤミな行動に出たとしても、

本人は そのことに

気づかないので、

なかなか わたしに

腹を立ててはくれません。



が、努力が実って

A氏を 怒らせることに

成功すると・・・


見事に

彼の 大きな ひとりごとが

止みます。


万々歳。




もともと

ひとりごとを 言うのは、

周囲に

気を許している証拠。


なんといっても

自分の脳内を

いちいち 読み上げて

さらけだしているわけですから。


無意識の上だとしても

それだけ

気を許している、

ということなのでしょう。



が、腹を立てさせることで、

この場が A氏にとって

‘気を許せる環境’では

なくなります。


結果、ひとりごとが 止みます。



何度か 試してみましたが、

それは それは

見事です。



人間関係を壊す可能性も

ありますので

それなりのリスクは

ありますが。


一度 試してみる価値は

あると 思います。




ただ・・・


ひとりごとラーにも

種類が ありまして。


ひとりごとを言うことで

周囲に

自分の状態を

アピールしたいタイプの

ひとりごとラーの場合には。


この方法は、

エサをやるだけ。


俺は 怒っているんだぞ~

という アピールをする

絶好の機会を 提供するだけ

となります。


ご注意を。






‘ひとりごと’ と ‘匂い’ は、

もしかしたら

関係があるのかもしれない。


ついさきほど、

そんなことに

思い当たりました。



はっと 気づいてみれば。


A氏の ひとりごとが

ひどいときには、

むわ~ っとした 匂いも

漂ってくることが

多いのです。



もちろん、

決して 良い香りでは

ありません。


いわゆる 【おじさん臭】


加齢臭よりも

もう少し 若い世代の

おじさんが

醸し出している、

あの臭いです。



本日は 特に

A氏の ひとりごとの声が

大きくて うるさいため、

わたしの耳栓が

初めて

2つに 増えました。


片側だけでは 足りず、

両耳に 装着

という事態になったのです。


両耳に 耳栓を 装着すると、

ひとりごとの騒音は

さすがに

かなり カットできます。



両耳に 耳栓をしていても、

必要な音は 聴こえくることが

わかり、

ほっとしていると・・・



隣から、

【おじさん臭】 が

むわむわと

漂ってきました。



わたしは たまらず、

常備している

除菌&ウイルス対策ミスト スプレーを

自分の周りに 噴霧しました。




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↑柚子の良い香りがします。




それにしても、

聴覚だけでなく

嗅覚にまで

侵攻してくるとは・・・


無意識とは

本当に

怖ろしいもの。




ひとりごと と 匂いの

相関関係については

まだ 仮説段階です。


今後も 観察を 続けます。





その後の観察の結果、

やはり A氏は


自分が

受け入れられていない


と 感じると・・・


ひとりごとの 声が 大きくなる、

頻度が 高くなる、

という傾向が あるようです。



得たいもの

(承認、親密さ・・など) が

相手からは 得られない。


その 穴埋めに

自分で 自分を 満たすために

ひとりごとを 言う。




自己肯定感を 得るために

ひとりごとを言う、

という 仕組みが、

少し わかってきたように

思います。





このところ

ダイソーの耳栓 のおかげで

ひとりごとラーと 切り離された

快適な生活を

送っていたのですが・・・



A氏は やはり


自分が 受け入れられていない


と 感じると、

ひとりごとが 増えるようです。



実は 今朝

A氏と わたしとの間で

無言のうちの

ちょっとした イサカイが ありました。


わたしは A氏に 腹を立て、

A氏は わたしに 腹を立てている状態。



そうなると わたしは

オーラでも

A氏を シャットアウトします。



シャットアウトされていることを

感じたA氏は・・・


大きな声で

ひとりごとを 言い始めました。



根は 良いひとなので、

嫌がらせで

そうしているわけではありません。


孤独を 紛らわせるために

自分で 自分の相手をするが 如く

ひとりごとが

格段に 増えたのです。



ひとりごとを言うことで・・・


たとえ それが

ひとり芝居だったとしても、

自分の味方を つくる。



わたしには

A氏の ひとりごと増量が

そんな意味を 持っているように

感じられました。




自己肯定感を得る、

って・・・


こういうことなのかしら?