通勤時間、特に電車に乗っているときに読書をしようと、読書用の本(文庫か新書サイズのもの)をスーツの内ポケットにいれて家を出ます。
 仕事に関係する本だったり、栄養ドリンク代わりのビジネス(自己啓発)本だったり、小説だったり。


 しかし、いざバスや電車にのると、本を読めない時があります
 音楽を聴くことを優先させたり、想像・空想・妄想にひたったり。
 「やっちまったな」と、クールポコのようなセリフが頭をよぎる日々が続きました。


 最近、その解決法をみつけました。鞄やスーツの内ポケットではなく、セカンドバッグのように、手にもって移動するのです。乗換駅の階段上り下りも手に持って移動します。何てシンプルでしょう。

 そうすれば、座席に座るだけでほぼ読書の姿勢が整います。あとは、本を開くだけ。自然と本を読みだします。また、電車を乗りかえるときの数分、いや数十秒の時間でもサッと読書を開始することができます。

 たぶん、今までは「本を取り出す」ことに、面倒を感じていたのでしょう。


 でも、ビジネスバッグを持っている人がほとんどですから、一般的には難しいかもしれない。手がふさがってしまいますから。

 私は2~3か月前から、特別な荷物がない限り手ぶらで通勤するようにしたので、実現可能なのです。


 必要なのは、周囲の目を気にしないということです。手ぶら通勤もそうですが、一番の心配は「周りに変なやつだと思われる」ということ。たぶん、気にする人が大多数だとは思います。

 私は割と大丈夫なんです。小さいころから「おまえの考えることはよくわからない」と言われることも結構ありましたし、慣れですかね。


 周囲の目はそんなに気にならない、そして本を持って行ってもなかなか読めない(読みだせない)、という方は一度くらい試してみてはいかがでしょうか。

 テレビを見ることは学生時代と比べてかなり少なくなりました。今見るものといえば、朝の「ZIP」を20分くらい、これは固定的ですが、あとは、ほとんど見ません。

 別に見ないように心がけているわけではありませんし、最近ありがちな「近頃のテレビはつまらない」という考えに同調するつもりはありません。面白いものは面白いと思いますし。どちらかというと私は「見たくなけりゃ見なきゃいい」の方の考え方に近いです。

一番大きいのは、単純に時間が無くなったということ。家に帰って風呂に入って寝て、起きて会社へ、という流れなので、みることがない。

まぁ、この辺はどっちの考え方でもいいでしょう。私のような一般人にとって、たいした問題ではありません。
(不意に、だいたひかるの「どーでもいーいですよー」を思い出しました)。


自分の過去の日記を読み返していたら、「テレビ」について、次のような文章を書き記していました。
――
 何故かわからないが、我々一般人はテレビの中の人々の私生活に興味を持つ。誰と誰が付き合ってるだとか、週刊誌やワイドショーのネタになるような出来事が大好きだ。

 芸能人がテレビの中で繰り広げる楽しい世界は、何が本当で何が嘘・虚構なのかが一般人にはわかりにくいし、確かめるすべもない。「このクイズ番組ははじめから優勝者が決まっているのだろうか?」「結局スタッフが用意した台本通りにやってるだけなのか?」などなど、考えれば疑念は尽きない。すべてが虚構だとは思わないし、かといって真実ばかりではないかもしれない。いくら考えても、一般人にはわからないのである。

 では、どうすればいいのか。わからないものは全て嘘だと仮定すればいいのだ。嘘だとわかっていても、面白いものは面白い。嘘と知りながら、あえてそれを本当のことだと思い込んで楽しむ。これがテレビの楽しみ方だ。ディズニーランドと同じ楽しみ方をすればいいのだ。ランド内を闊歩するミッキーマウスの中には人間が入っていることを誰もが知っている(それをわかっていない子供は別だが)。しかし、その着ぐるみに出会うと「キャーッ!!!ミッキーッ!!!写真撮って!!!」となる。ミッキーと写真を撮りたい人の行列ができ、しまいには「ミッキーの家」みたいな人気アトラクションまでできてしまった。目の前にいるミッキーの中に人間が入っていることはわかっているが、それは人間ではなく、「ミッキーマウス」なのだ。そう思い込んで楽しむのだ。

 ディズニーランドに数人で行ったとすると、その中の一人が「何をそんなにはしゃいでいるんだ。あの中には人間が入っている。ハゲのおっさんかもしれんぞ」と言うかもしれない。そうすれば、一同は一気にしらけたムードになるだろう。

 テレビも同じだ。「これは台本通り」「スポンサーが絡んでるんだ」「この女優は、実はかなりのヘビースモーカーだ」などと発言する者がいれば、周囲はしらける。皆、そんなことはあえて無視して、楽しんでいるのだ。虚構が嫌なら、つまり芸能人を「ミッキーマウス」としてではなく「人間」としか見られないのなら、見なければいい。その一言に尽きる。


これは私が大学4年のころに書いたものです。
なかなかスカした口調で、痛々しいですねぇ。なにか気に入らない出来事でもあったのだろうか。

私もたまに「これにはこういう裏事情があって・・・」と、知ったような顔をして友人に話してしまうことがありますが、この時の私はそういう人を批判しているのです。

過去の自分に今の自分を批判されるとは、参りました。
この頃の俺は、ずいぶん勢いがあるなぁ。


日記ってこういう「気づき」があるから、面白いですよね。
このブログのタイトルもそのあたりの意味からついています。
「答えはないけど、何か良いものがあるかもよ」ってことです。

今年の1月末くらいから、携帯電話に迷惑メールが来るようになりました
突然です。しかもかなりの量。

携帯電話を持ち始めて10年くらいになりますが、0件といっていいくらいその類のメールは来なかったんです。



当初は、送信元アドレスにある程度の規則性があった――例えば@マークの前が「onemailonelove@」や「sweet@」だったり、ドメインが「.biz」「.xyz」「.site」だったり――ので、それを拒否設定すれば手元には来ません。

ちなみに、設定をするには暗証番号を入力しないといけなかったんですが、少なくとも5年以上は入力してませんでした。
「まずい、憶えてない・・・」と思ったものの、数分でパッと頭の中に出てきました。記憶力って凄いもんですなぁ。

あわせて、そのメールを「迷惑メール相談センター」に転送しておきました。効果のほどはわかりません。



しかし、ここ1週間くらいは、ごく普通に使われている一般のドメインで来るので、拒否したくてもできません。

しかもアドレスを表示させると、FromもToもまったく私のアドレスではない。なかには、Fromが私のアドレスになっているものもあって、あたかも私が迷惑メールを誰かに送っている形になっていました。メール送ってないのに「MAILER-DAEMON」っていうのが来たり。

どうにかならないものか。

とりあえず今日、迷惑メールフィルターの設定を強めにしてみました
そのおかげか、今日は1件も来てません



先日、同じ職場の人も、同じくらいの時期から急にくるようになったといっていました。

どこかからアドレスが漏れているような感じがして、気味が悪いですね。