このシリーズは、主人公 水鏡瑞希の相手役男性が毎回変わるのが特徴ですね。
 松岡作品のシリーズものにしては新鮮です。


 水鏡が出身地域を尋ねるために 「どこ出身ですか」と問うたのに対し、廣瀬が「静岡大」と答えるシーン。

 私は就職したときに似たような場面に出くわした経験があります。
 上司に連れられて、各部署へ挨拶まわりをしていた際に、某課の課長から「どこ出身なの?」と聞かれ、普通に出身地を答えたところ、その某課長はフリーズ。
 直属の上司に苦笑されながら「そうじゃない、大学のことだよ」と教えられ、大学を答えると、某課長は「へぇ~、そうか」とフリーズ状態から解凍されたのでした。

  私は事務職のため、遠方へ出張することはほとんどないのですが、年に1回あるかないかの頻度、泊りの出張機会があります。

 


 普段は手ぶら通勤の私。さすがに泊まりでは手ぶらというわけにはいきません。

 でも2泊3日くらいなら、ちょっと大きめのビジネスバッグで充分です。
 大きめ、といっても以前は通勤で使っていたものでして、そんなにデカくはありません。

 「おまえ、それで来たのか」と言われることにはもう慣れました。

 

 


 1泊だというのに旅行用のバッグをガラガラと引いてくる人もたまに見かけますが、何が入っているんでしょうか。

 


 まぁ、人や場面、状況等によって必要なものは全然違いますし、手に持つより地面を引きずっていく方が楽という捉え方もあるし。

 


 そんなこと気にするだけ無駄ということですね。

 

 自分の荷物をいかに減らすか、それだけを考えればいいのです。

 昼寝した方が仕事の効率が良くなるとはいいますが、たぶんそのとおりでしょう。

 ただし、実際にできるのかというと、いまの私の仕事場では無理です。

 休憩時間は1時間ありますが、同僚と食事に行かざるを得ないことが多く、1時間を食事と雑談で過ごすことになります(それはそれで無意味ではないのですが)。

 たまに一人になることもあります。この場合、食事の時間は15分~30分程度で足りるので、余った時間を寝るべきなのでしょうが、場所がありません。休憩室は全員共有だし、デスクでうつぶせで寝るわけにもいかない。

 結局、実践できるのは休日だけ。
 ネットをダラダラ眺めているか読書をすることが多いのですが、昼食後は眠くなります。
 ここで眠気をこらえてだらだらするよりは、寝てしまったほうがいい。
 目覚めれば、眠気を感じずに過ごすことができます。

 眠い時には寝てしまうのが幸せなのかもしれません。