wavで録音した音を分割して取り込むときに、全部手動で振っていくのは面倒です。何とか機能を付けてくれないだろうか。

 よくある評判ではありますが、Xアプリはたくさんの曲を登録すると、かなり重くなって、まともに動きません。
 私は、もはやomaへの変換ソフトとしてしか使っていません。
 変換してできたomaファイルを、WalkmanのMUSICフォルダに直接移しています。
 Xアプリ上で見えるファイルは即削除。
 これならわりと軽快に動作します。

 omaとmp3なら、mp3の方が音質がいいというのが多数派のようですが、私個人的にはomaの方が好みです。

 凝った機能はいらないから、軽くて使いやすいソフトにならないかなぁ。


高尾山、筑波山、御岳山に続き、千葉県富津市にある鋸山(のこぎりやま)に行ってきました。
ネットで「山歩き 初心者」と検索すると、よく出てくる場所です。

松岡圭祐の小説が好きな私にとって、富津と言えば「東京湾観音」です。
観音最寄りの佐貫町駅には年に1回は来るのですが、鋸山最寄りの浜金谷駅はさらに南側です。


内房線に揺られて、目的の浜金谷駅で下車。
祝日だったこともあってか、同じ目的と思われる方々もなかなかの数いらっしゃいました。
でも、人数の割に駅のホームは「シーン」としていたのでありました。


駅を出ると簡単な周辺図の看板があります。
少し眺めましたが、観光客が結構いるので、ついていけば大丈夫だろうという考えから、ただついていきます。

ロープウェー乗り場に向かっていることはわかりました。
そのあたりから登山口もあるだろうと思っていましたが、違ったようです。

乗り場の近くから、上に登っていく道路はありますが、金谷城スポーツセンターと書いてあり、どうも道が違うと感じたので退散。

駅付近までとりあえず戻ります。


事前にネットで調べた周辺図を思い起こすと、ロープウェー乗り場よりも手前に登山口があったはず。
(わかってるなら、違う場所に行く人についていくんじゃないよ・・・)

そんなことを思いながら歩いていると、そんな感じの服装の人が数名。当然、後に続きます(主体性ゼロ)。

前を歩いていた人の歩くスピードが遅いので、結局、自分が先頭に。
思いっきり生活道路的な感じで、犬の散歩をしている人についていく形になりました。ここであっているのだろうかと不安に。
途中で線路をくぐるところで、「あぁ、確かにこんな感じの地図だったな」と若干自信を取り戻す。

やがて登山口に到着して一件落着。ここでルート選択。
道路2本の真ん中に階段があって、3分岐になっていました。

階段を進むことにします。これが一番簡単なルートのはず。
ぐんぐんと登っていきます。

楽ではありませんが、これまでの3つの山と比べると、それほどきつくはないという印象でした。

また、分岐が多く、行きたい目的地にどのようにいけばいいのか、地図看板を見ながら悩んでいる人が多かったです。
私も、帰りはロープウェーで帰ろうと思っていましたが、ロープウェーがない方向へ進んでしまったことが分かり、戻る場面もありました。
分岐があったら、その都度、看板を確認したほうがいいですね。




山頂付近まで登っていくと、日本寺の入口があります。
これ、入る気はなかったんですけど、入らないとロープウェーのあるところに抜けられなさそうです。
今来た道を戻っていくしかないのか・・・。それは気が滅入るので、600円を払って入ることに。


見晴らしはよかったです。海と山が一望できますし、展望台付近は広くて、多くの人が一度に景色を堪能できます。

名物の「地獄のぞき」は行列になっていて、とても並ぶ気にはなりませんし、一人で並ぶ勇気もありません。

そこから大仏を見に行きます。階段を下っていきますが、ロープウェー乗り場から遠ざかっているようです。
これ、また昇るのか・・・。

階段をどんどん降りていきます。だんだん足がプルプルしてきた。
大仏の広場に到着、写真を数枚とりますが、足の震えで足元がおぼつかない。




見たいものも一通り済んだので、ロープウェー乗り場まで行きたいのですが、やっぱり階段を登っていくしかないようです。

このロープウェーは京成グループなのです。私の中の京成の印象は、鉄道とバスでしたが、いろいろやってるんですね。
Wikipediaによると、あのオリエンタルランドも京成グループなのだとか。




ロープウェーを下りた後は、東京湾フェリーに乗ることにします。
金谷と久里浜を約40分で結んでいます。

ロープウェー乗り場から歩いて15分くらいでしたでしょうか、乗り場に着きます。
車やバイクの行列があって驚きましたが、これが船に乗るんですね。初めてみました。

自動券売機で乗船券を購入。「しらはま丸」に乗船します。

終始、デッキにいましたが、風が心地よい。というかちょっと肌寒い。まぁ、もう10月ですからね。




船尾にずっとカモメがついてきます。
そういう習性なのだろうか、といろいろ考えていたが、答えは簡単。
客が餌をあげているから、ついてくるのでした。

40分ほどの乗船時間、9割くらいはカモメを見ていた気がします。不思議と飽きないんですね。


ちょっとだけ餌付けを体験したい人は、久里浜が近くなるまで待ってみましょう。
終盤になると、だんだんと甲板上が「じゃがりこ」だか「ポテロング」だかわかりませんが、棒状のお菓子の欠片だらけになってきますので、それを使えばいいのです。

私も、拾って海に投げてみましたが、ちゃんとカモメがもれなく海上のえさをくわえていきます。
なかなか楽しい。





シュールだったのは、久里浜側につく直前。甲板に係員があらわれました。
散らかったお菓子を片すのかと思いきや、拾って海に投げ捨てています。それをカモメが食べる。

これはこれでいいのかな。

 これまで高尾山、筑波山と訪ねてまいりましたが、第3弾は御岳山です。




 JR青梅線の御嶽駅からバスが出ていますが、歩いていくことにします。

 バスのルートをそのまま歩くかたちになりました。ケーブルカー乗り場までは約40分。途中からなかなかの傾斜の坂道をいくことになりますから、結構疲れます。
 歩いている途中、人とすれ違うことはほぼありません。バスで行くのがオーソドックスなようです。




 ケーブルカーで山頂付近まで行き、そこから広がっている各種コースを楽しむのが定石。
 しかし、私はただ運動をして汗をかければよいので、歩いて山頂付近まで登っていくこととします。

 ケーブルカー乗り場の近くに、非常に目立たない参道の入口があります。そこをひたすら上に向かって坂道を歩いていきます。道は舗装されているので、歩きづらいことはありません。
 すれ違う人は、数えるほど。登っていく人よりは、下りてくる人の方が多かったです。

 いつものパターンですが、最初の15分くらいは心肺機能的にキツい。そしてだんだん楽になっていきます。
 
 途中、道が平坦になる場所がありますが、そのなんと楽なことか。平地で暮らすということは、何と楽な環境なのだろう。

 鈴を鳴らしながら歩く人もいました。私は初心者なので知りませんでしたが、熊対策のようです。定期的に野生の熊の目撃情報があり、参道入口にも熊注意の掲示がありました。
 でも、この道で熊が出そうな気配は感じませんでしたけどね。





 45分ほど歩くと、ケーブルカー駅との合流点に到着しました。ここからぐっと人間の数が増えます。

 御岳山の特徴は、看板等に「山頂」という表記がないことです(単に見つけられなかっただけか・・・)。私のような初心者には、目指すポイントがないと、どこに行ったらよいのかわかりません。

 周辺図を見ながら悩みますが、とりあえず地図の真ん中にドカンと構えている御岳神社に行くことにします。
 犬を連れている人も多くいましたが、これは御岳神社に犬が祀られていて、その所以のようです。

 神社の手前、最後の最後でかなりの急な坂が待ち構えていました。まるで拷問のよう。さすがに超スローペースになってしまうのでありました。

 昔ながらの商店スペースを抜けて、神社に到着です。
 といっても、目の前には階段がまだまだ続いています。

 ちょっとだけ上がっていきましたが、看板をみると、ここから各種ハイキングコースが用意されていて、所要時間90分とか120分とか書いてあるのです。
 つまり、バスとケーブルカーでここまで来て、ここから山歩きを楽しむというのが主流ということです。

 私にそこまでの元気はありません。ここで終了。

 帰りはケーブルカーとバスで御嶽駅まで帰ります。
 どちらもSuicaが使えるので、大変便利です。

 どうでもいいことですが、バス停の名称は「ケーブル下」。ちょっと略しすぎではないでしょうか。「滝本駅前」とか「ケーブルカー駅下」とかにすべきだったのでは?



 帰りの電車、某路線の某駅で急ブレーキがかかりました。
 ボーっとしていたので、何事かと思っていたら、いわゆるオーバーランでした。

 これまでも軽微なものは遭遇したことがありますが、「戻れないので、そのまま行きます」というパターンは初めてでした。

 私の隣に座っていた親子。お父さんが息子に「閉塞区間というのがあってね、そこには一つの電車しかあってはいけないんだ」などと説明していて、勉強になりました。