薄い人間になってしまったかもしれない

疲れてるせいだといいな

何かある度に湧き出ていた当然の感情や思考さえ浮かばない

何について何を思うべきか

いつ何を感じるのか

誰かに対する思いさえも煤だらけ

黒く薄汚れてしまったかもしれない


不特定多数の誰かを思った自分の行動が

特定された誰かを思えない行動だった

しかし

その特定された誰かを思うべきではない時に求められても

応えようがなかったんだよ

自分にショックを受けられたことなんかじゃなく

そんなことすら分からないなんてショックすぎて

もう思考さえ働かないよ

言葉さえないよ
行き違う道で

気付きもしない具現化された気持ち

あなたの言葉は

あの日の僕によく似ている


諦めの悪い引き際

苦しいのはきっと

あなただけじゃない

気付いていることに気付きもしないあなたは

気付いている僕を苦しめている

その一方的な言葉で

でも

きっとずっと気付けない

誰かに似てるね
ゴメンね 守ってあげられなくて。



状況を把握できない第三者にはキザに聞こえるこの言葉も
本来はこんなに情けない



ゴメンね 安っぽい言葉しか知らないんだ



こんな安直な思想の持ち主に寄りかかる背中は
第三者から見たら頼りなく感じるかもしれない

けど本来は
人間の本質的な部分をさらけ出せる程の信頼を示してくれている
安心にも似た素直さ



無力である。



それは事実。

ただ嘆くよりも

新たな

理想に近しい事実を生むことの方が

無器用なりの努力の手段だ



冴えない自己を

愛する手法



掌をすり抜けては

体に衝撃を与える程に返る

媒体を通して緩和された衝動を

認知した上で風に両手を広げた



「やはり。」


なんて認識ではまだまだ

掴めずに

懲りずに手をかざす

痛点を刺激して

膿むほど有害



それでも

耐えることで掴もうとする

子供のような小さい了見

けして頭の良いやり方ではないけれど

濁りはない。