「笑ってみせてよ」
君の笑顔が はじめて泣き顔に見えた

雨だったとか 晴れだったとか
もう あまり覚えていないよ

何のせいにもできなくて
言葉を忘れてしまったようだ

これが運命とか
シナリオとか
どう呼ばれたって構わないけれど
行き着いたのは
僕ら自身の足だった


昨日と変わりないはずの今日が
ひどく長くて
凍えた心にひたすら呼び掛けていた
すべて終わりなわけじゃないと



「分かっていたんだ」
君は預言者? はじめから終わりが見えた?

あれだったとか これだったとか
もう 詮索に意味はないね

誰のことも思えなくて
心が機能停止したようだ

そして愚かだとか
単純だと
そう言われたって構わないけれど
見出せないよ 今は
明日の光なんて


昨日と変わりないはずの今日が
ひどく長いな
止まった時間にひたすら呼び掛けていた
すべて終わりなわけじゃないだろ



出会う前に戻るだけなわけない
出会った事実は変わらない

それは同時に
終わりの事実も証明しているんだ



昨日と変わりないはずの今日が
無意味に見えて
凍えた心をひたすら温めていた
すべて終わりなわけじゃないさ

すべて終わりなわけじゃない
なにか始まるのだろう


君は知ってるかい?

僕はけしてかっこよくない
君が見てる僕で精一杯
繕ってるってことを

僕はけしてかっこよくない
それに これから歳を取れば
もっと太って
もっと禿げて
もっとしわしわに
みすぼらしくなっていくのさ


人は現実に理想を投影している

作られたイメージと知ってもなお
否定してみたり 理由をつけて

イメージ通りのカタチがここに在ると
いつまでも
追いかけていたい

僕はけしてかっこよくない
君のいいイメージを壊さないために
たまに自分が分からなくなる


でも
君はきっと知ってる

それでも
変わらぬまま
僕を待っている

君には何も隠したくない

だけど きっと
そういうわけにもいかない

それでも もう
充実してる
なんて言わなくてもいい

僕はかっこよくないないんだ





君は知ってるだろ

僕はけしてかっこよくない
君と笑う僕はさみしがりや
あの夜も泣いたんだ

僕はけしてかっこよくない
それに これから歳を取れば
もっと威張って
もっと弱く
もっとガチガチに
みすぼらしくなっていくのさ


人は現実と理想を混同している

見えすいた限界を前にしても
拒絶してみたり 挑戦をして

限界以上の希望がそこに待つと
いつまでも
試し続けたい

僕はけしてかっこよくない
君に「限界などない」と見せるたびに
いつも自分が情けなくなる


でも
君はきっと知ってる

それでも
変わらぬまま
僕を待っている

君には何も隠したくない

だけど きっと
そういうわけにもいかない

それでも もう
気にしないで
なんて言わなくてもいい

僕はかっこよくないないんだ



そう
君はずっと知ってた

それでも
変わらぬまま
僕を待っている

君には何も隠したくない

だけど きっと
そういうわけにもいかない

それでも もう
充実してる
なんて言わなくてもいい

僕はけしてかっこよくないないのさ



誰も教えてはくれないから
自分に聞くしかないけれど

ほんとにこれでいいのか と

何度 問うても終わりはないのさ



もしも
明日 世界が終わるなら
今日を精一杯生きられるかも

もしも
明日 世界が終わるなら
言いたいことを全部吐き出すんだ

もしも
明日 世界が終わるなら
世界に僕の存在知らせたい


そして
今 抱えているモヤモヤをすべて
世界と一緒にさよならしよう



もしも
明日 世界が終わるなら
君に愛を伝えに行けるのかも

もしも
明日 世界が終わるなら
あいつにあの日の「ゴメン」が言えるな

もしも
明日 世界が終わるなら
そんなもの全部意味などない


だから
今 抱えているモヤモヤはすべて
世界と一緒に今日を生きよう



誰も教えてはくれないから
自分に聞くしかないけれど

ほんとにこれでいいのか と

終わりはなくても何度も問おう