「つながりデザインセンター」オープンに向けて! | トウホク復興ブログ

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被災地仙台から復興に向けた情報とオモイをお届けします

あすと長町では、仮設住宅から継続して支援を実施してきた10数団体が、復興公営住宅でも連携して支援やイベントを実施することで、高齢者等が安心してくらせるハード・ソフトの環境づくりを担おうとしています。

そして、それらの取り組みが効果的かつ効率よく展開できるよう、新たな公共の枠組みとして「仮)つながりデザインセンター」という中間支援的組織を結成する方向で話を進めていますーヒト(支援する人・される人)・モノ(空き空間)・コト(支援・イベント)をつないで居場所をつくっていきますー。

先日(6/18)は、そのための学習会&交流会(第4回)ということで、まちづくりの専門家・杉崎和久さん(法政大教授)をお招きして、まちづくりの目標設定やそれに向かう行動や意識の持ちかたなどについて、京都の事例を用いてレクチャーいただきました。

その後、ワールド・カフェという手法を用いながら、自分たちが向かう方向性や、それに向かって各自できることなどについて、各テーブルで笑談しながら、意見交換しました。

刺激的で挑発的?なレクチャーのおかげで、ワールドカフェもやんやと盛り上がりまして、懇親会終了まで興奮覚めぬまま突っ走った1日でした。

東日本の復興では、あまり明るい話題がないまま、マスメディアに情報が載らなくなってきましたが、震災をきっかけに、こうした新たな社会システムの芽が育ちつつあることにも、興味の目を向けていただければうれしいです。

「仮)つながりデザインセンター」は今年秋オープン予定です!!