一ノ峯の横顔はキングコング | 週末放浪記

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 4月28日(日)、晴れ、朝から一ノ峯、二ノ峯を登ってみる。

 駐車場からすぐ登山道が始まる。

 草っ原の中を進む。

 普段は森の中を進むので、日が照ると暑い。

 あっという間に一ノ峯が見えてきた。

 

 途中、俵山と鞍岳がよく見える。

 こんなに暑いなら鞍岳に行けばよかった。

 

 そうこう考えながら歩くと頂上に着いた。

 クマバチのホバリングする音が怖い。

 先日登った八方ヶ岳もうっすら見える。

 

 休憩したかったけど、クマバチが多くて落ち着けない。

 前へ進む。

 稜線が格好いい。

 

 二ノ峯のお肌は荒れている。

 

 すぐに頂上だ。

 ここは人が多い。

 ゆっくりしたいけど落ち着かない。

 すぐに引き返す。

 

 二ノ峯から見た一ノ峯も岩だらけで、案外、険しい表情だ。

 イシイシの実のピーカが眠っているよう。

 いや、キングコングの横顔にも見える。

 飽きちゃったので駐車場まで一目散に帰る。

 

 帰り道、お地蔵様がいらっしゃった。

 

 「六地蔵」と書いてあるけど、6体いらっしゃられるのか分からない。

 文政8年(1825年)は雷電為右衛門が58歳で亡くなられた年らしい。

 江戸幕府が「異国船打払令」を発した年でもあるそう。

 お地蔵様は登山道入り口の分岐路に佇んでおられ、通り過ぎる人々を見守っておられる。

 感謝の気持ちを込めて合掌-