放牛石仏9・13・79・無番号3、様変わりした熊本駅北西の立派なお堂 | 週末放浪記

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3月20日(水)、JR熊本駅に行く機会があって、周辺を散策する。

数年で、あっという間に町並みが様変わりした。

 

数年前、熊本市の繁華街から距離もあって、とても静かで、昭和の匂いが残っていた。

今、ここは洗練された都会だ。

 

そして駅周辺には放牛石仏が多数存在し、南側は以前、確認していた。

せっかく時間があるので、北側を探してみる。

 

駅西側を北方に進むと、春日三丁目ぼうぶら公園があり、その裏にはお墓が多数ある。

岫雲院春日寺という立派なお寺もある。

それらしいお地蔵様が見えるが、臨済宗と言えば禅寺、放牛僧とは少し縁遠いかも。

 

そこから西へ進むと春日神社(熊本市西区春日3丁目8-20)があり、その東側に見覚えのある風景がある。

 

奥に見えるのは花岡山頂上の仏舎利塔だ。

確か日本山妙法寺という新興宗教が建てたはず。

旅系YouTubeで、スリランカでも似たような建物が紹介されていた。

 

ここだ。

山の麓だったり、分岐点だったり、放牛地蔵は地元密着型、常に庶民のそばに佇んでいる。

 

こちらのお堂は立派で、地元から本当に大事にされていることが分かる。

 

お堂の表示から、ここには放牛石仏9・13・79・無番号3がおられる。

が、どちらがどちらか分からない。

 

まあ、観察してみる。

中央の大きなお地蔵様、光背に「他力」や「放牛」とあり、間違いなく放牛地蔵だろう。

左側には9体目という文字がかろうじて読むことが出来る。

台石には文字が彫り込まれているが、「おやの・・・」で始まることから、

 おやのまへ ふこうの身にて 神仏 たすけたまへと いうぞおかしき

と思われる。

 

一番左端のお地蔵様の光背に、文字が彫り込んである。

番号の記載が読み取れない。

たぶん無番号3体目では?

 

中央向かって右側のお地蔵様、「他力」という文字がはっきり確認できる。

この可愛らしいお地蔵様は13体目と思われる。

例のブログでは台座がなかったはず。

でも、あった。

読めないし、頭が混乱してきた。

 

手前左側のお地蔵様、

79体目か?

でも「放牛」とか、「他力」という文字が読み取れない。

 

もう訳が分からなくなった。

 

どちらがどちらか分からない。

 

もう一回出直そう。