今までのラグビー観戦でこの日ほどボールを見ずに、
一人の選手(6番)を追い掛けた試合はありません。。。
だからか、トライを取った取られたとか勝ち負けとか、
全く気になりませんでした…6番、ごめんね。。。
ただただ、ノーサイドの笛まで元気にグラウンドに
立っていてくれと祈っていました。
中学を卒業して直ぐに親許を一人離れ寮に入り、
体格的には恵まれない中、多分苦労が絶えず、
人一倍努力したんだと思います。
また、一年前の花園では怪我からメンバー入りも
できませんでした。
それが今大会は6番ですから大したもんです。
6番の親父とは小学2年生からツレで親友でした。
息子は親父の写真をジャージの内側に忍ばせて、
60分間、駆け回りスクラム組みラインアウト投げて
ラックに突っ込みボールに絡んで共に闘いました。
残念ながら最初で最後の花園となってしましたが、
二人で見事にオールアウトしたと思います。
試合後、2年ぶりに会うじいちゃんとばあちゃんに、
6番は泣きながら 『ゴメンな、ゴメンな』 って。。。
アイツも息子の勇姿を絶対近くで観てたはずです。
頑張ったのぉ~良かったのぉ~どこで観とったんや?
もうすぐ…そんなアイツの三回忌です。。。
ただ願わくば…
花園第1グラウンドでやらせてあげたかったなぁ~