“今野敏” 『隠蔽捜査5 宰領』、book
【内容情報】（「BOOK」データベースより）
大森署管内で大物国会議員が失踪した。
発見された運転手の遺体、そして謎の脅迫電話。
舞台は横須賀へ移り、
警視庁と反目する神奈川県警との
合同捜査を署長・竜崎伸也が指揮することに。
迷走する捜査の行方はー。
白熱度沸点の最新長編！
4日ほど前にノート PC にチューハイの缶を倒してしまい
“n” が打てなくなってしまいました。。。TT
“n” 絡みの入力は、
その都度カナ入力に替えて打っています…面倒臭い^^;
ハァー、 “n” 絡みってなんでこんなに多いんじゃ～TT
読了本は増えるのにブログ更新はままならず、
読んだ尻から記憶は薄れて行く～…あっちゃぁー！
これは、
壊れずに “n” だけで助かったと考えるべきですよねぇ～？
安い USB キーボードでも買いましょうかねぇ～？。。。
しかし、
近い内に中が腐食して壊れる？…それは、かなりのピンチ！
“宰領”…監督すること。取り仕切ること。。。
何故、“竜崎伸也” はこんなに魅力的なんでしょうか？
好きな警察小説の中でも大好きなキャラクターです。。。
“隠蔽捜査シリーズ” は全作読んでいますが、
読む前から、
「面白くないはずがない！」 と思って読んでいます。。。
“竜崎伸也” の魅力は自分もキャリア官僚でありながら、
キャリアが最も重視しそうな、
出世や階級や上位下達や慣習や既成概念に囚われず、
自身の信念に基づき最良で合理的な判断を堂々と下す、
といったところでしょうか。。。？
“半沢直樹” の勧善懲悪と少し似た雰囲気ですが、
より現実的で、できそうなキャリアの持ち主です。。。
どんな組織にも
“○○の常識、社会の非常識” といった不可解で理不尽な
暗黙の了解があるのではないかと思います。。。
その組織に生きる人間にとっては生き続けるためには、
決して破ることのできない不文律があると思います。。。
“竜崎伸也” は、
これらを公然と非常識と一刀両断にしてしまいます。。。
この破天荒な変人ぶりに最初は誰もあり得ないと戸惑い、
受け入れたり信用したりすることを慣例的に拒みますが、
次第にみんなの心の代弁者として、
人々を魅了し、尊敬を集めてしまいます。。。
今回、犬猿の仲である警視庁と神奈川県警の合同捜査の
組織マネジメントにはとても感動しました…凄いなぁ～
自分の信条の則った言動が人の心を打つなんて、
カッコ良すぎです…まさに、Win Win です。。。^^v
その一方で、
息子への愛情にも溢れて…
回を追うごとに竜崎が丸くなってる。。。？
