それからしばらくして
暴力にも耐えられなくなった私は
元彼に、別れたい。と言った。

すると返事は、わかった。
だった。

こんなにあっさり了承してくれると
思っていなくて、早く言えば良かった。
向き合わず逃げた私が悪かったんだと
自分を呪った。

私は荷物をまとめて
元彼の仕事中に家を出た。

そして、家族に謝って家に帰ったが
一人暮らしすることを伝え
お父さんに保証人になってもらい
部屋を借りた。


新しい生活が始まってすぐ
また元彼から電話が来た。


あっさり別れたし
私は今まで付き合った元彼とは
連絡をとるタイプの人間だから
普通に電話に出た。


暑い夏の夜だった。

えまちゃん、いつ帰ってくるの?
僕のでしょ?
ずっと待ってるんだけど。


私はびっくりして、


え、別れたよ?
わかったって言ったやん。
私ら別れたから、
私は◯◯んとこ戻らないよ。

とできるだけ逆鱗に触れないよう
落ち着いて返した。


帰ってきてよ。
会いたいよ。
一緒にいてくれるって言ったやん。


私は、怖かった。
頭の中はパニックになった。

元彼は確かにDVを繰り返すけど
すごく寂しがりでいいとこもたくさんある。
正直揺らいだ。


でもまた同じ繰り返しになると
いけないと思い、

自殺しないでね。
友達になろう、またいつか会おう。

と言った。
すると、

わかった。

と言い、電話を切った。