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社会保険とは

社会保険とは、社会保障の分野のひとつで、国民が生活する上での疾病、老齢、失業、労働災害、介護などの事故(リスク)に備えて、事前に強制加入の保険にはいることによって、事故(リスク)が起こった時に現金又は現物給付により生活を保障する相互扶助の仕組みである。


概要

保険とは、事故(リスク)に備えて、社会生活を営む人が多数集まり、財貨を拠出(保険料)して、共通の準備財産をつくり、それによって個人の経済生活を安定したものにしようとする仕組み(保険方式)である。保険料を主体としてできあがった財産を中心に一つの集団(保険集団)が組織され、保険集団の運営主体(保険者)と参加者(被保険者)の関係(保険関係)が生じる。あらかじめ取り決められた共通の条件(保険事故)が生じた場合に限って保険給付の支払いが行われる。

日本の社会保険は、それぞれの保険集団が、そのグループ構成員に強制加入を求めて、全国民(国民皆保険・皆年金)を包みこんでいる。社会保険の財源は保険料中心であるが、保険料以外の主なものには国庫負担金がある。また、医療保険や介護保険の場合は、被保険者等が支払う一部負担金もある。保険料は、被用者保険では被保険者本人のみならず事業主も負担している。また、保険料を軽減するために国や地方公共団体も費用の一部を負担しているが、これは低所得者も含めて保険集団としてのまとまり(相互扶助・社会連帯)を作る側面がある。

社会保険の歴史

社会保険制度の創設

世界で最初の社会保険制度は、1880年代に創設されたドイツの社会保険制度である。当時、イギリス等に比べて経済的に後進国であったドイツは、急速に産業革命を進め経済的発展を図るために、労働運動を抑圧する必要があった。その反面で、労働者にアメを与えること(福祉向上)とし、宰相オットー・フォン・ビスマルクは、 1883年に疾病保険法、1884年に災害保険法、1889年に老齢疾病保険法を制定した。イギリスは、古くから「友愛組合」という名の共済組合が発達しており、労働者の生活もわりあい恵まれていた。しかし、20世紀に入り、ドイツ、アメリカ等の後進資本主義国が発展し、世界経済市場で競争が激化し、労働者の生活も圧迫されたため、デビッド・ロイド・ジョージは、1911年に国民保険法(健康保険と失業保険)を制定した。失業保険は、世界で最初の制度である。19世紀末から20世紀初頭にかけて、ヨーロッパの多数の国々で社会保険制度が整備された。

第一次世界大戦後

1919年の第一次世界大戦終戦の前から戦後にかけて、社会的混乱を防ぎ、国民生活の安定を図るために、ヨーロッパの多数の国において、失業保険と年金が整備された。1929年に発生した世界的大恐慌は、世界各国を不況のどん底におとし入れ、それまで社会保険制度に大きな関心を示さなかったアメリカも制度の創設に踏み切らざるをえなくなった。フランクリン・ルーズベルトのとったニューディール政策の一環として、1935年に連邦社会保障法が制定され、失業保険と老齢年金が整備された。

第二次世界大戦後

第二次世界大戦中に、イギリス、アメリカ等の国は、戦後の混乱を回避するため、いちはやく対策を検討していた。イギリスでは、ウィリアム・ベバリッジの「ベバリッジ報告」で提唱された社会保障計画に基づいて、戦後、相次いで各種の社会保障立法が整備された。ILOも、第2次世界大戦中から戦後にかけて、世界各国における社会保障の整備推進のため国際的指導力を発揮しており、1952年には「社会保障の最低基準に関する条約」(102号条約)を採択している。これらの動きをはじめとして、第2次世界大戦後、世界の主要国においては、何らかの形の社会保険制度を有することになり、日本においても、本格的に社会保険制度が整備された。

自動車保険

最近は交通事故による死者の数は減少傾向にありますが、自動車自体の安全性能の向上が主な理由であり、交通事故そのものの件数はむしろ増加傾向にある。

「自分は重大事故など起こすはずがない」と思っている方も多いでしょうが、自賠責保険(強制保険)が補償してくれる最低限の補償では、万が一の事態にはとても対応できず「任意保険」で足りない補償を補うことがますます重要性を増してきている。

自動車保険は大きく分けて2種類に分類され、法律で加入が義務付けられている「自賠責保険」と、任意で加入できる「任意保険」がある。

しかし、自賠責保険は最低限の補償しかついておらず、実際に重大事故を起こしてしまった場合はその補償だけではとても補いきれない。

そのため日本の約70%のドライバーが、任意保険に加入して不足分をカバーしています。様々なリスクがある現代では任意保険も強制と考えたほうがよいかもしれない。

自動車保険選び

自動車保険は、自動車の所有・使用・管理に伴って発生し得る賠償責任および損害を補填する損害保険である。農協などで取り扱うものは、自動車共済と呼ばれる。
自動車は便利なものであるが、反面「走る凶器」とも言われるように、万一事故が起きた時の被害は甚大なものである。事故は僅かな気のゆるみで起こりうる。また、自分に大きな落ち度がなくて事故に巻き込まれることもある。自動車の運行中は双方とも周囲への充分な注意が要請されるから、たとえ相手方の落ち度が大きかったとしても、(追突、赤信号無視、中央線の右側通行などを除けば)全くの無過失が認められることは少ない。特に相手方が歩行者の場合、「自分の無過失」「車の整備不良がないこと」「相手方に落ち度があること」,
この3つを証明できなければ賠償責任を免れないとされ、「無制限責任」に近いものがある。さらに、貸与や盗難によって運行された自動車による被害でも、「管理者責任」「所有者責任」を問われる場合がある。このような賠償に応じるのは困難なことが多いため、普段から保険等による備えが推奨される。

また、交通事故により相手側を負傷もしくは死に至らしめた場合には刑事罰の対象となるが、相手側に応分の損害賠償がなされない場合には反省なしとして厳罰に処せられる可能性が強くなる。逆に、お詫びと共に補償を行うことにより、相手側から減刑の嘆願書や上申書を差し入れて貰うことが期待できる。

生命保険の由来

生命保険とは、人間の生命や傷病にかかわる損失を保障することを目的とする保険で、契約により、死亡などの所定の条件において保険者が受取人に保険金を支払うことを約束するもの。
生命保険の元となったのは17世紀、イギリスのセントポール寺院の牧師たちが葬式代をまかなうために、お互いにいくらかずつ出し合って積み立てていったのが、生命保険の始まりだといわれる。ただし、これは年齢に関係なく同じ金額を払い込んでいたため、高齢者は比較的少ない保険料で保険金を受取ることになり、若い者の不興を買ってしまい、10年ほどでなくなったとされる。
この問題を解決するきっかけを作ったのが、「ハレー彗星」で有名な天文学者エドモンド・ハリーである。 彼は実際に調査して人間の寿命を統計化した生命表を作成した。それは年齢ごとに生存している人死亡した人の割合をまとめた統計データである。
これが今の保険の大元となった

保険とは

保険 には様々な種類が存在し、一種のわかりにくい商品ともいえる。
一口に言って「保険 」という商品はこのように表現して良いでしょう、
だからこそ契約者にとって大切な商品であるにもかかわらずいい加減な契約があったりして,
いざという時に保険 金の支払いの問題でトラブルが生じたりして結果、
一般的に保険 契約はうっとうしいとか保険 は嫌いだとかいう事になってしまっているといえる。
しかし保険 詐欺などと言うものもあり、被害にあったあわなかったを問わず、
入りにくいというイメージが定着してしまっている。
まず知り合いを通じて、信頼出来る保険 のプロといえる方に相談をされるというのが一番確実だろう。
また、保険 会社も契約者や仲介者に対して、よりくわしい説明をすべきだろう。

保険について考える5

~どうすれば上手く保険商品を買えるのか~

まず契約者である皆さんの保険 に対する考え方を整理されることです。
保険商品の基本は万が一の事態に遭遇した時にそれによって蒙る経済的損失を補填する、簡単に言うと保障を買うという事です。
その状況は先にも述べたように皆さん個人個人によって異なるわけですから、それぞれがこのような状況になった時、この程度の保障は必要だという基準を用意されるべきです。
次は負担できる保険料(掛け金)の上限を決めることです、生命保険の場合は特に長期に渡る契約となりますので、毎月無理無く支払える額の上限を算出します。
この場合には自動車保険、火災保険といった種類、共済、あるいはサラリーマンの方なら給料天引きになっている団体保険など全てを含めて年間いくら、毎月いくらという風に計算されると良いでしょう。
次に現在既に契約されている保険の内容のチェックです、全ての保険証券を出してきて別紙に一覧表のように記入されると見やすくなるでしょう。
内容のチェックが終わったら、先の自分の考え方に合っていない商品をいかに有利に切り替えてもらえるか保険会社との相談ということになります。
しかしこのような作業は、保険に関して知識のない皆さんにとって大変困難を極める作業となるでしょう、保険証券の内容記載も保険会社によってバラバラで見にくい記載をしてある証券も多々あります。
一番簡単なのは皆さんの回りに、プロの代理店の方とか外務員の方がおられたら相談に乗ってもらうという事ですが、残念ながらそういった人は数少ないというのが現状です。
もし皆さんの回りにそういったプロの方がおられたら迷わず相談されることをお勧めします。見直し作業をすることによって、将来的に数十万円から100万円単位での経済的利得が発生する可能性はおおいにあります。
当サイトにおいては将来的にインターネットを通じてそういった保険のプロの人達とのネットワークを作れたら良いなと考えておりますが、直ぐには構築出来ることではありません。
現在、当サイトにおいてリンクをしている代理店、ファイナンシャルプランニングオフィスについては、私の同じスタンスで営業をされているとことです。
お近くの方は、紹介をさせていただいているサイトとかにお問い合わせをされるのも良いでしょう。
また、お知り合いを通じて信頼出来る保険のプロといえる方に相談をされるというのが一番確実です。
しかし、それでもご自身である程度の知識を持たれる必要はありますので、各種書籍や、保険関連のサイトを訪問されて、あるいは保険会社などからの資料を取り寄せて検討されるということも大切なことです。


保険について考える4

~わかりにくい保険用語の説明~

【保険 用語】

契約者 ……… 保険 契約をしている人、保険料を払う義務のある人



被保険者 ……… 保険 に掛かっている人の事、個人契約の場合通常契約者と同一が多い



保険金受取人 ……… 保険金を受け取る権利のある人、加入の再に注意しないといけない点の一つ



保険金 ……… 一言でいえば保障の金額、保険会社より支払ってもらえる金額の事。損保会社では保険金額という



支払保険金 ……… 約款に基づき保険会社より支払われるお金の事



保険料 ……… いわゆる掛け金の事、保険金とごっちゃになっている人が多い



告知義務 ……… 契約申し込み時に保険会社から問われることに正確に答える義務、事実を偽って答えると告知義務違反として保険金支払いを拒絶されることがある



比例てん補 ……… 火災保険などで使われることであるが、保険の対象になる物の価値を下回
って保険 をかけた場合、小損害の場合でもその比率に応じて保険金を支払うという事。簡単に言えば1000万円の価値の建物に対して500万円の保険 をかけた場合、100万円の損害が発生しても100万×500万/1000万で50万円しか払えませんよという事


失効 ……… 文字通り効力を失うことで保険料の未払いで支払い猶予期間を過ぎた場合
その契約は失効となる、一定期間内に復活できる場合もあるが失効して
いる間は保険金の支払いを受けることは出来ない





保険について考える3

~保険 はオーダーメードの商品であるべき~

私達人間は一人一人異なった生活環境で暮らし、異なった考え方を持っているわけですから保険 という商品も当然その人その人の考え方、環境等に合わせて保障の金額、保険金額も異なったものになって然るべきです。また生活環境の変化(結婚、出産、退職、定年、借入金の有無など)に伴って、必要な保障金額も変わっていくわけですからそのような場合にも対処できなくてはなりません。
そうなると保険 会社のコンピュータから打ち出された出来合いの企画書などでは皆さん方それぞれの要求を満たすことなど出来ません。しかし各保険会社が個別に用意している保険商品でこれはダメだという商品は一つもありません、それぞれが役に立つ商品なのです。問題はそれらを適当に組み合わせるのでは無く、契約者の皆さんの考え方、状況に合わせて適切に組み合わせて販売できる代理店なり外務員の方の絶対数が少ないということです。


皆さん方お一人お一人考え方が違うでしょう、例えばこんな具合です。


もし自分に万が一のことがあったら、この程度の資金は残さないといけない
もし自分に万が一のことがあっても、何も残す必要は無い
もし病気などで入院したら、掛かる費用は保険などで全てまかないたい
もし入院しても社会保険だけで十分だ、差額は自分でカバーできる
もし入院したりしたら収入が途絶えるのでそれを何とかしたい
妻や子供たちの保障も考えたい
死亡保障のことよりも老後の生活費の準備をしたい
相続税の対策に保険が利用できないか

こんな風にちょっと挙げてみただけでも様々です、これに保険料(掛金)として支払い可能な額の問題もありますし、現在の契約をどうするかという問題もあります。

保険 を募集する側からのアドバイスなどはありますが、一番大切なことは契約者である皆さんの考え方を優先することです、でないとご自分が納得出来ないでしょう。


契約する皆さんが納得できる内容を、募集する側が提供できればなんら問題は無いわけです。




保険について考える2

~保険はわかりにくい商品である~

一口に言って「保険 」という商品はこのように表現して良いでしょう、だからこそ契約者にとって大切な商品であるにもかかわらずいい加減な契約があったりしていざという時に保険金の支払いの問題でトラブルが生じたりして結果、一般的に保険契約はうっとうしいとか保険は嫌いだとかいう事になってしまっているといえるでしょう。
契約者にとって保険が大切な商品というのは、万が一の時に(死亡、後遺障害、入院など)低いコストでそういった場合の資金を確保出来るのはこの商品以外に無いということだからです。
莫大な財産をお持ちの方には必要無いかも知れませんが、少なくとも一般的庶民にとって僅かな貯金などあっという間に底をつくという事態になりかねません。
現在、生命保険の加入率は90数%といわれています、このような高い加入率を示しながら契約者が自分の加入している商品のことがよくわからないというのは契約者の勉強不足というより保険会社側の契約募集体系の問題があると思われます。
最近でこそ保険会社による通信販売とかが新聞紙上の広告などでよく見かけるようになりましたが、従来より保険募集は代理店もしくは外務社員の手で行われるのが普通です。その多くの手法は保険商品を契約者のニーズに合わせて選択して販売するというより義理がらみで売るというものです。
そのため消費者は商品を検討するというより募集に来た人に対しての義理から「仕方がないからちょっとだけ付き合おうか」という形で契約するというケースが圧倒的に多いと思われます。
歴史的に損保会社においては、当初代理店委託契約を結ぶ際、地元の有力者などに委託し実務は保険会社の社員が行うという形が多かったと考えられます。生保会社においては「○○のおばちゃん」に代表されるように女性の外務員を大量に雇用し半年間位の固定給を与え、その間に縁故関係、知人、友人の契約を獲得するといった方法を取ってきた経緯があり、いずれも契約者が断りずらい状況にあるため商品をまともに検討するなどといった環境ではなかったと思われます。
しかし、ここで契約者の皆さんに考えて頂きたいのですが、皆さんが現在支払っておられる保険料(掛金)はいくらでしょう?生命保険においては20年30年といった長期間の契約になります。
途中で転換契約などを勧められて訳がわからなくなっておられる方もきっといらっしゃるでしょうが、ここではわかり易く例えば毎月20,000円の保険料を払っているとしましょう。保険期間が20年としますと


20,000円×12ヶ月×20年=4,800,000円になります。


つまり皆さんは480万円もの商品を買っているのと同じ事なのです、これだけの高額商品を買うとなれば普通はいろいろ検討もし、他社の商品と比較もするのは当たり前と思うのですがなぜか保険ではそういったことが少ないのです。
もう一つはこれだけの高額商品を買って、皆さんはその商品の内容をよくご存知でしょうか?
万が一の時にはいくら支払われるのか、それは病気でも事故でも同じなのか、入院したらいくら、いつまで支払われるのか等など、保険商品には支払いに関して様々な条件が付いています。
また貯金のように思って掛けておられる方は、満期時にいくら戻ってくるのか、途中で解約したらいくら戻ってくるのか、それらは他の金融機関に預けるのと比べて損なのか得なのか考えられておられるでしょうか。保険募集に携わる者は上記のような説明を全てした上で、お客様である皆さん個別の目的に合わせたプランを作成して提供するべきなのです。そのような営業形態をとっておられる代理店なり外務員の方は全国的に見ても非常に少数であると言わざるを得ないのが現状です。
皆さんもたまには保険証券を出してきて内容の検討をされたらいかがでしょうか。バラバラでどこにしまってあるかわからないというような状態ではいざという時に役に立ちません。ファイルなどにまとめて大切に保管し、いつでも見ることができるようにしておく事をお勧めします。


保険について考える1

~自動車保険のポイントについて~

自動車保険 というものは、皆さんにとって一番馴染みのある損害保険といえるでしょう。したがって自動車保険については多くの知識をお持ちの方もおられると思います。
Webサイトにおいても自動車保険に関するサイトは多く、中には非常にわかりやすく専門的な情報を公開されておられるところも見かけます。
このようなことから、自動車保険についての商品説明、内容、各種の情報については厳選したリンクサイトをご参照いただくという他力本願な形を採用させていただくことにしました。
このページでは、私の本業である保険事故調査という立場から見て、自動車保険の契約に際して注意されると良いと思われることを書くにとどめたいと思います。
基本的に保険契約をされるということから,万が一の場合に支払われる事が条件となります。当たり前のことですが、実際に事故が発生して保険請求をしたものの支払いについての条件が満たされていないとの理由で免責になってしまうことが意外にあるのです。そして、それは契約時に少しの注意を払っていれば回避出来たのにということが多いのです。
代理店さんを通じて契約される場合においては、説明を聞かれることが多いと思われるのですが、それでも情報不足から満足な形になっていないというケースがあります。
それらの多くは、各種特約についての理解がなされていないというものです。
よくあるのは年齢条件のトラブル、続いて車両保険の特約付き車両保険のトラブル、そして家族限定特約についてのトラブルです。
例えばお子様が18歳になって運転免許を取得して運転を始めた、ということを代理店さんに知らせることを怠って、年齢条件が26歳未満不担保のままであったということがあります。
特約付き車両保険については、多くが「車対車プラスA特約」という特約の付いた車両保険契約での車両単独事故、または当て逃げ等の事故です。
また「家族限定特約」については、同居の親族のみの運転という特約であるにもかかわらず、たまたま他人が運転していたというトラブルです。
いずれも、契約時にそのような説明を聞いていなかった、ということでのトラブルに発展するケースが多いものです。言った言わないという水掛け論になってしまうと大変ですが、保険会社は約款に基づいて支払うということが大原則ですから、完全に代理店の間違いであったという立証がなされないと保険金支払いについては難しいといえるでしょう。
これらはいずれも保険料を安くしようという目的から採用される特約といえます。しかし、これらの点は全て契約時にきちんと確認すれば問題が発生しないことなのです。
さきの「車対車プラスA」特約というものについては、契約者の方からよくそんな説明は聞かなかったと言われるものですが、「車対車」というのは車両同士の衝突事故で、なおかつ相手車両が確認出来るということが条件になります。したがって相手車両が確認出来ない当て逃げの場合、また電柱などに衝突してしまったというような自損事故の場合は支払われないということになるのです。
また「プラスA」というのは、車両の盗難、火災、いたずら(落書き)等の損害のみ支払い対象になるというものです。つまり車両が動いている状態ではない時の事故ということになりますね。
「他車運転危険特約条項」(自動付帯になっています)というものもありますが、これは、たまたま借りて運転したとか、ドライブの途中でドライバーの体調が不調になって運転を交代したが運悪く事故を起こしてしまった。さらに運が悪いことにその車両の保険が切れていたとか、条件的に支払えない時に、自分の加入している保険を適用するというものです。
しかし、例えば友人の車をしょっちゅう借りていてほとんど常時使用しているような状態の場合は、当然のことながら支払いの対象にならないのです。
さらに最近は各保険会社ともに、様々な特約を付けて自動車保険のヴァリエーションが広がっています。これらの特約はいざという時に役に立つものですが、支払いに関しては様々な条件があることも忘れず、契約時に確認することが大切といえます。