昨日は、
サン・アスリート㈱の ビジネス塾に参加してきました。
今回のテーマは
「 ビジネスを生み出す発想力 」
ゲスト スピーカーは 吉村 司さん。
野菜のソムリエ ってどこかで耳にした事がありませんか?
吉村さんは、
日本ベジタブル&フルーツマイスター協会 理事
をされています。
王 理恵さん、長谷川理恵さんが、野菜ソムリエに注目した事などがきっかけで
メディアも多く取り上げるようになり、今となってはかなりメジャーなものになっていますが、
ここにくるまでの道のりはけして平坦なものではなかったそうです。
今食べているもの、誰がつくっているのか。
そして作る側もだれが食べているのかが見えない。
気にしなくてもそれなりにはなるのかも知れません。
しかし、そうなるとある問題がおきるそうです。
作り手は誰が食べているか分からない
食べる側も作り手をしらない。
「なら、まぁ適当でいいっか」
これをモラルハザードというそうです。
自分が作ったものがおいしいのか、まずいのか。どうしてほしいのか。
作り手にはそれが見えないので、その結果モチベーションが下がってしまうという現象。
吉村さん達はいいます。
食べる人と作る人との間とつなげたい。
その思いではじまった活動。
お話は、この活動をするきっかけからはじまり、
食にまつわるアメリカの歴史、
協会が運営しているスクールのお話など多岐に渡りました。
おもしろかったのが、吉村さん自身が特に興味をもっておられる
アメリカのベジタリアン文化について。
アメリカで自分がベジタリアンと思っている人は800万人。
800万人いると必ずそのなかでカルチャーが生れるそう。
たとえば、
・ベジタリアンの出会い系サイト
・ベジタリアンNo.1賞。(レオナルド・ディカプリオはベジタリアンNo.1俳優に選ばれたとか)
・ベジタリアン合コン(階級があってストイックなベジタリアンほど人気があがるらしい)
などなど。
これも、日本に来るのか
最後に質問タイムで、吉村さんがおっしゃっていた事が印象に残りました。
協会を作るにあたって、苦労した事は?
それは思いを文字(形)にする事
だったそうです。
ベジタブルフルーツマイスター協会の理念である、
「生活者と生産者をつなげる事」
これを考えるのに3年かかったのだそう。
迷った時に戻ってくるところ。
シンプルだけれど、そこにすべての思いがぎゅっと詰まっている。
そこがどれだけしっかりしているかが、とても重要だと改めて認識しました。
また、形あるもの当たり前に思わず、
その奥にある見えないものをちゃんと見れるように。
常にその思いを忘れずにいたいものです。
最後に、
プレゼントコーナーでゲットした戦利品
やったね
(なんとジャンケン2回も勝ってしまったのです)