MY BLOODY VAMPIRE
CLUB CITTA'川崎




先月ぶりのDIR EN GREY。
ライヴタイトルが2002年7月のツアーの一部で使用されたもので、更に衣類が汚れる演出があるとの事で楽しみで仕方なかった。
汚れる気満々の真っ白なツナギを着てる人がいた。そのノリ最高です。笑

衣類が汚れる注意事項にワクワクするなんて、どうかしてる?



フロアーの左右には会場が汚れないようにビニールが張ってあり、スタッフも合羽を着用しているし荒れそうだなとワクワクしてしまう😈
ステージ上には4つの太陽のようなオブジェが設置されている。
お馴染みのイケボの注意事項アナウンスが好きです。笑


暗転すると予想通り当時と同じくG.D.S.がかかってメンバーが登場!
Toshiyaは黒のキラキラしたジャケットを着ていた!
最後に登場した京はスキンヘッドに左右にエクステをつけていて落武者みたいな不気味極まりない衝撃的なルックスだった。



1曲目から意外な曲がきた!
デビューシングル3曲をリテイクした新作、19990120から残が演奏された!
この日はフラゲ日で家に届いたものの、まだ聴けていなかったのでライヴで初聴となった。

すぐ近くのタワレコ川崎店でも勿論展開されていました。




シャウトの中のストロボがかっこいい!
京は血糊が入ったバケツを幾つも放り投げていた。
僕がいた中間地点には届かなかったけれど、前方で血まみれになった画像がライヴ後に幾つも見受けられ笑いまくりました。
真冬にこんなライヴやるの鬼すぎる😂


踊れ!と当時の曲であるZOMBOIDが演奏された。
詩が卑猥極まりないので、今よりも純粋だった頃は動揺しまくっていたな。笑
今のDIRが演奏すると何倍もかっこよくなる!


首が足んないぞ!首をよこせ!と先月も演奏された激速のEddieではカラフルなレーザーが飛び交いまくる。
この日は久々に映像がなく、照明が雰囲気を作り上げる。
太陽のようなオブジェが回っていて、航空機のエンジンのようにも見えた。


Mr.NEWSMANでは照明が1曲通して上手後ろからの光だけで、シンプル極まりなくてこれがまた最高にかっこよかった!
セットリストは当時の曲もありつつ、当時にはなかった曲も新旧問わず演奏されて1曲毎に何がくるのか全く予想出来なくて楽しくて仕方なかった!
今のDIRが演奏すると曲の良さが際立ちまくるので、再録して欲しい曲がありまくる!


鴉は緊張感の中、薫のタッピングとToshiyaがマイクスタンドをネックに擦り付ける場面がたまらなく好きです。
シングルバージョンのイントロの脈がきた時も意外すぎてびっくりだった!
正にV系なミステリアスで美しいメロディーがたまらない!
FILTHはカオスながらも熱く盛り上がるしサビの多幸感がたまらない!
FILTHでも血糊の入ったバケツが何度も放り投げられていて、液体が飛び散る場面がキラキラしていてやたら綺麗だった。
本編ラストは開放的なコーラスがたまらないアンセムのCHILD PREYが自由の絶頂へと誘ってくれた!



アンコールを求めている最中、前方が詰まりまくってて危険な状況だったようで、スタッフが少しだけ後ろに下がって下さい。とアナウンスしていて、コールが止んで後ろに少し下がり、その後拍手が起きて、その事に全くテンションが下がる事もなく、熱いアンコールを求めるコールが再開されたシーンは最高にカッコよかった!



メンバーが登場し、衣装は本編とそこまで変わっていなかったように見受けられたけど、Toshiyaは黒いシャツに短パンみたいなのを履いていて、京はエクステを外していて完全にスキンヘッドになっていた。


ここでまたもや新作から「ゆらめき」がミラーボールの光の中で演奏された。
正直、ゆらめきは個人的にはそんなに好きな曲では無かったんですけど今のDIRが奏でるゆらめきは最高に良すぎた!
薫のギターはガネーシャを使用していた。

心を締め付けられる感じと色気を感じまくるファンとの共鳴の曲、FollowersはSAVEとタトゥーが入った掌をフロアーに向けていたし、心を込めて歌う感じがグッときまくるし、最後に京と一緒に全員が掌を掲げる瞬間は気持ちが一つになっているかのようで、この尊い時間がいつまでも続けば良いと思った。


Values of Madnessは様々な色に変わるカラフルな照明が逆に不気味さを演出し、この日、1番聴きたかった秒「」深が演奏された時は今日はもう思い残す事は無い!と思えた。
six Uglyのヴァージョンは2010年以来に聴けた!
終焉を感じさせる邪悪なフレーズは、こんなにヘドバンが気持ち良い曲は無いくらい思えるし、サビのTO SLAY!のコーラスに熱狂しまくれるし最高だった。


最後のCLEVER SLEAZOIDが終わり、アクロの丘のシンフォニックのインストが流れる。
京は面白い踊りみたいな事をしながら水を撒いていて笑いが起きて、他のメンバーもピックを沢山投げていた。



聴きたい曲も聴けて、先月とは全く違うライヴとなり最高な気分の中、荷物を預けたロッカーを開けると持参したお気に入りのシャツがない。
お客さんがほぼ全員退場した後に、落とし物が届けられている場所へ行くと届いていた!
スタッフさんにテンション高く届いてました!ありがとうございましたー!と更に最高な気分でチッタを後にしました。
この時の自分は千と千尋の神隠しのハクが自分の名前を思い出したシーンみたいな気分だった!
落とし物を届けてくれた方、本当にありがとうございました!
声を大にして言いたい。
DIR EN GREYのライヴで落とし物をしたらちゃんと届けてくれるぞ!
僕もその一員になろうと思いました。



先月と同じバンドなのかってくらい違うライヴだった。
先月の深い世界観と重苦しい雰囲気とは打って変わって、シンプルでラフで正にロックバンドなライヴだった。
今回のライヴは重苦しさが良い意味で余りなくて、シンプルに楽しくて演奏に幸せを感じられるようなライヴだった。
いや、それが普通なんですけど(笑)DIRが明るい感じがある曲を沢山やると、こんなにも違うライヴになるんだと、改めて色んな面がある面白いバンドだと思えました。
最高なライヴを作り上げた全員に感謝します。


次回のDIRは6月なのでちょっと空いてしまいますが、京さんは来月にsukekiyoがあり、この日もまた凄く楽しみなのです。
年明けから色々とありましたが、僕は2024年最初から凄まじいライヴが続いているんで、どんどん勢いがついている気分です。
去年、ライヴがやっと自由を取り戻して、まだまだ始まったばかり。
2024年も音楽と共に突っ走って、奇跡の瞬間の記憶をガンガン残していく是🔥


セットリスト

G.D.S
1.残
2.ZOMBOID
3.Eddie

4.Mr.NEWSMAN
5.OBSCURE
6.現、忘我を喰らう

7.鴉
8.腐海

9.脈
10.children
11.HADES
12.FILTH
13.CHILD PREY

ENCORE
14.ゆらめき
15.Followers
16.Values of Madness
17.秒「」深
18.CLEVER SLEAZOID
Ending.アクロの丘(Symphonic)










色が変わって綺麗だった。動画はインスタ(nnsoloneal)にアップします。


ハロウィンに負けないライヴだった是🧛🏻‍♂️