BURST SUMMER TOUR'2023
"反逆ノ行脚"
柏PALOOZA



去年2022年から始動したlynch.の葉月さんのプロジェクト、HAZUKI。
最初のシングルXANADUを聴いてこれはキテるぞ!と去年6/15のライヴに行くも、この日の半分以上はまだ音源化されていない曲ばかり。
それでも初めて体感するカッコ良すぎる曲たちに高揚を覚え、9月に発売されたファーストアルバム、EGØISTはマジでカッコいい曲しかない!というマスターピースだった。
HAZUKIの曲を聴く度にライヴで体感する事をずっと待ち望んでいました。



そして今年2023年。
7〜8月の夏真っ盛りの時期に小さめなライヴハウスで全国ツアーを行うと知った時は遂にきた!と思った。
今では当たり前になってきているけれど、声出し解禁である事も熱さを加速させた!
それだけでなく、逆鱗というこれまた最高最強な3曲のデジタルシングルまでリリースしたもんだから、この反逆ノ行脚の期待値が壊れたスマホのバッテリーのごとく膨張して今にも爆発しそうな状態でツアーが開始!
そして迎えた俺のターン柏公演。


それまでにも色んな音楽イベントに行って素晴らしい想い出が刻まれてきていますが、この日の期待はずっと特別だった。
今回は曲を知った状態で思い切り楽しめると思うと、まるで海外からの来日公演のような期待があった。


近くのゲーセンの小さいクレーンゲームにて念願のちいかわのハチワレをゲット!

ライヴ前からテンション上がりまくりました🥹


記念撮影。笑



クールなツアーグッズ!


FC限定のゆるグッズです。



初めて入った柏PALOOZAは400人くらいのキャパの割には天井が高く、2つのリング状の照明トラスが印象的だ。
開場BGMに僕の好きな曲、黒夢の「H・L・M」is ORIGINALがかかっていた。


まずはスペシャルシークレットゲストの登場。
柏出身の格闘家の扇久保博正&ブロディのデュオ。
ハードロッカーみたいな胡散草すぎる容姿で弾き語りを1曲と、メタルパンクなオケを流して1曲を熱唱した。
決して歌が上手いとは言えなかったけれど(笑)笑いでフロアーを温めました。


少し準備の後、高揚を煽るEGOIZMが流れHAZUKIバンドのメンバーが登場し、最後にHAZUKIさんが登場すると皆前に詰まって半分くらいになった。


HAZUKIです。よろしくお願いします!

と逆鱗からハードで攻撃的なΩが始まる!
1曲目からコーラスを絶唱するフロアー!
早くも3曲目にきたギラギラの名曲、七夕乃雷では明徳さんのスラップベースから曲に入ったのがかっこよすぎた!

名曲すぎるんでLet's Play▶️



サブスクでしか聴けない真月もカッコ良すぎたし、裏のリズムに合わせて拳を上げる霊蕾-laylay-のコンサートノリが楽しすぎたし、僕がHAZUKIに興味を持つきっかけとなった眩暈は、この曲は凄く春を感じるんですが、この日は夏の青空のような爽やかさを感じて、聴き入って至福すぎたし、LIGHTでは眩い鮮やかな光のステージへ伸びる無数の腕が希望を感じさせて感動的な光景だった。
ライヴハウスとは思えない壮大さを感じました。
LIGHTから自然な流れで始まったTHE MIDNIGHT BLISSのが終わると


「マイクスタンドがヌルヌルです。
僕の事もヌルヌルにして下さい。
皆さんをヌルヌルにして差し上げましょう。」
と葉月さんの独特でエロみを感じる煽りが面白かった。
その言葉の通り、会場が小さいからかモッシュしてる訳でもないのに尋常じゃないくらい汗をかきまくっていて、メンバーもお客さんも見渡す限りヌルヌルだった。
まるでカエルやカタツムリやカバみたいな気分でしたねぇ〜(後日談)


その後は盛り上げ曲が連発される!
C.O.M.A.の激情コーラスは熱くなれまくったし、熱狂と艶めかしさがたまらないAM I A LOSER?では「芸術的な要求を満たしてくれるのはPABLOさん!」と詩を変えてリスペクトを感じてグッときました。
lynch.のCOSMOSの盛り上がりがエゲツなかった。
みんなヘドバンしまくっていて僕の背中に頭が当たりまくる。
こんなに体を頭で突かれたのは、離島で牛と戯れている時以来だったので、それを思い出しましたね🐃


ムカつくヤツへの苛立ち大爆発のBABY,I HATE U.の熱狂も熱すぎた!
この痛快さこそ憎しみの健全な浄化だろう。
本編ラストの名曲すぎるDRACULA。
明るくて鮮やかなのに物悲しさと切なさが溢れる感じがエモすぎる🥺

やはりこの曲は年末の紅白でやっても違和感ないんじゃないか!くらい名曲だと思いました。
今年のハロウィンはこれで決まりだ!Let's Play🧛🏻‍♂️



今回のツアーTシャツ。

最高にイカしているんで購入。

他のライヴだけじゃなくクラブやアイドルのライヴにも着ていくもんね🧛🏻‍♂️



アンコールではHAZUKIさんと響さんが、グッズのHAZUKIさんのフォトTシャツを着ていました。
本人の顔がデカデカとプリントされたTシャツを本人が着てるのはちょっと面白かった。笑


「HAZUKIバンドの地元ってどこだろうって思って、名古屋出身だから名古屋っていっても名古屋で頻繁にやってる訳じゃないし、最初のツアーはここから始まったし、毎ツアーここでやっているから柏が1番地元っぽいです。」
と柏に集まった皆を歓喜させた。


その後はメンバー同士の砕けた会話に楽しい時間が流れる。
メンバー間も凄く良い感じなんだというのを感じました。


PABLOさんは真剣な内容だった。
「HAZUKIというプロジェクトは全身全霊で関わっています。仕事のためとかじゃなくて、才能もそうだけど1番は今までに無かったような経験をさせてくれそうだからです。これからもHAZUKIを応援して下さい。」



HAZUKI「泣いちゃいそうです。
武道館やりたいね。このままでも幸せだけど、もっと良い曲を作っていきたいし欲は尽きないし上を目指していきたいです。これからも応援して下さい。」
と最初に発表されたXANADUが始まった!
この曲の踊れるミドルテンポとグルーヴ感は気持ち良すぎる!
中盤では「ようこそ柏のXANADUへ!」が聞けて嬉しかった。


霊蕾-laylay- 、DRACULA、ROMANCEではHAZUKIさんがギターを弾いていたのですが、それが凄くかっこよかった。


hideさんのBeauty & Stupidのカバーも演ってくれてびっくり!
ヘヴィーで艶かしいカバー。
この曲もどこかしら夏っぽいので真夏に聴けたのが良かったです。


「何回かやってるけどまだ完成していない気がするんだよね。今夜この曲を完成させようぜ!」
と始まったアルバム最後の感動曲、CYGNUS。
ウォーオーオーの壮大なコーラスが絶唱となり熱すぎて感動しまくりました🥺
僕も叫びまくったけど最高な気分になりました。
これにてEGØISTからは全曲演ってくれ、大満足ながらも更にアンコールは求められ、メンバーが再度登場!


「あと1曲。いやもう2曲やります。」
歓喜しまくるフロアー!
今日2度目の七夕乃雷では扇久保博正&ブロディもダンスとして参加し、変な動きをしていて笑いまくった。
HAZUKIさんも笑っていた。
最後ら辺で響さんのバスドラ連打があって熱さを加速させた!


「最高の仲間たちに囲まれて幸せです。仲間ってのは皆の事(フロアーをに手を翳す)もだからなー!武道館よりも上に行こうぜ!オメガー!」
本当の最後は最初と同じΩ!
愛があって熱い言葉で感動しまくり🥹


ツアーを経て進化しまくったアルバム曲と新曲を全部聴けただけでも大満足なのに、Wアンコールで更にその上をいくという凄まじい最高最強ライヴでした!



HAZUKIさんも最高にかっこいいけど、メンバーも皆華がありまくって演奏もかっこよすぎるし、バンドとしても最高最強だと思えました。
前回のライヴで既に惚れ込みまくった響さんのドラムは今回も圧巻すぎて、パワーに満ちたタイトなビートが間違いなくフロアーを熱くさせていたと感じました。
今回はキーボードのヒコさんが不在だったので鍵盤系の音は流していたけれど、キーボードも生だとよりグルーヴ感があったんだろうなと思いました。
次回は参加してくれると良いですね。


男ファンは3割くらいだと感じましたが、野朗たちの叫びがしっかりと聴こえてきてHAZUKIは男からも熱く支持されているんだと感じれた。
俺も叫びまくったけれど、これも無声援ライヴだったら気付かない事だよなと思った。


HAZUKIさんの楽曲とライヴは最早V系とかヘヴィーロックとして良いというものではない。
音楽がかなり好きなら一度触れてみて欲しいくらい分かりやすいし、ジャンルを問わないようなカッコ良さと楽しさがある。
機会さえあればすぐにでもブレイクするんじゃないかと思ってしまうし、紅白に出ても違和感ないんじゃないかくらい思えます。


既にファンみたいなものではあったけれど、このライヴでHAZUKIというプロジェクトとバンドの正式にファンになったと実感しました。
ちゃんと始まらせてくれたって感じ。
これからどんな曲が聴けるのか、そして曲をライヴで体感するのが楽しみです。
HAZUKIプロジェクトには、とてつもない可能性を感じまくっています。
いつか小さなライヴハウスで真夏に見たんだよなと思い出す日が来るかも知れない。
真夏の熱い一生もののライヴをありがとうございました!
8月という葉月にHAZUKIを見られて本当に良かった。
HAZUKIさんの誕生日は12月なんですけどね。(オチ)


セットリスト

EGOIZM
1.Ω
2.HEROIN(E)
3. 七夕乃雷-Shichiseki no rai-

4.真月
5. 霊蕾-laylay-
6.CALIGULA
7.眩暈
8.LIGHT
9.THE MIDNIGHT BLISS
10.C.O.M.A.
11.AM I A LOSER?
12.COSMOS
13.BABY,I HATE U.
14.DRACULA

ENCORE 1

15.XANADU
16.ROMANCE
17.Beauty & Stupid
18.+ULTRA
19.CYGNUS

ENCORE 2

20. 七夕乃雷-Shichiseki no rai-
21.Ω