先週から、私の勤務する小学校と中学校は、夏休み用の貸出が始まりました。
小学校はいつもは1人1冊で貸出期間は1週間なんですが、夏休み期間は1人2冊で貸出期間は8週間になります。
夏休み期間が8週間あるわけじゃないんですが、7月初旬に借りるのと、返却は9月第1週になるので、設定を8週間にしています
小学生からしてみると、1人2冊借りられるのはとてもうれしいみたいで、
「夏休みに何を借りるか、ずっと決めていた
第5候補くらいまで考えてたのに、全部借りられていた」
と、私に報告してくれる子もいるくらい、この夏休みの貸出は小学生にとっては楽しいイベントみたいであります。
小学校は実は、夏休みに図書室開放日がありまして。
夏休み中に3日、午前中に開館している日があるみたいです。
あるみたい、というのは、私はノータッチなので
今年から始まったことみたいなんですが、「私も出勤しましょうか?」と聞いたら、「給料が出せないのでボランティアになっちゃうから大丈夫だよ」と言われた。
でも、小学生にはたくさん本を読んでほしいなあ。
「借りたい本が全部借りられていた」というのは、図書の授業中に本を借りるので、授業が月曜日にあるクラスと金曜日にあるクラスとでは、ちょっと差が出てしまう。
いつもより借りる冊数も多いので、棚がスカスカになってしまうし。
さて、一方中学の方です。
普段、1人2冊を2週間借りることができます。
それが夏休みは、1人3冊8週間になります。
が…、イマイチ盛り上がらず。
一応、図書室や掲示板に貼り紙してるけど、夏休みで貸出冊数が多くなっているということを知ってる子は少ない
まあね…、本に興味がない子が多いもんね。
だから、図書室開放時間に来てくれた子に、
「3冊借りられるよ」
とアピール。
大概の子が喜んでくれるけど、図書室に来てくれる子は大概本が好きな子だけなので、そりゃあ喜んでくれるよね
さて、先日もこの中学での不明本の話を書きました。
入ったばかりの新刊が行方不明になる、人気のある本が不明になる、シリーズものの1巻だけが不明になる。
その辺りを中学の図書担当の先生と、教育委員会の図書担当の方に相談しました。
中学の先生は、一度職員会議にかけてくれると話してくれました。
そして教育委員会に人と話してて驚いたのは、
「不明本多くないですか?」
と聞くと、
「実は、この学校、少ない方なのよ。
もっとすごい学校があるから」
と言われて驚いた。
不明本とは、必ず発生するものだと思ってるけど。
うちの学校、これで少ない方だったのか。
びっくりだわ。
一日の平均貸出日数が10冊もない学校なのに、不明本が年間に何十冊も出るのが不思議ではならなかったんだけど。
学級文庫というのもあるんですが、そこから不明になるケースも多いみたいで。
ああ、不明本の話は一旦忘れることにしよう。
そして、今週一週間頑張って行ったら、とうとう私も夏休み突入です。
夏休みの為だけに生きてます
きっと何もしないんだろうけど。
生ける屍みたいになって、一日中暑さでぐったりしてそうだけど。
それでもいいんです。
夏は冬眠じゃなくて、夏眠していたい。