脳の病気が原因で言葉が話せなくなったり,人の言葉が理解できなくなったりする状態を失語症と呼びます.


私はブローカ失語の症状が出ていました。


ブローカ失語(運動性失語)は、言葉を聴いて理解する能力は通常ですが、話す際にたどたどしくなったり、音が歪んでしまうケースが多いです。


単語を並べて文章を組み立てるのが難しいため、いざ話そうとしても言葉が出てこないことが多いです。

結果として、言い間違いや、どもることが多くなるのが、運動性失語の特徴です。


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リハビリを重ねて、ちょっとずつ喋れる言葉は増えてきた。

例えば「か」は「あ」の口で舌をこういう風に動かして「か」と発音する

というのを繰り返した。


「ちゃ」とかは「ち」と「や」を早く言う。

らしい。。

今までどうやって発音してたのか、わからないから難しいと思った


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ゆっくりなら喋るようになったが、「らりるれろ」や「ちゃちゅちょ」「ティー」と言った難しい言葉や小さい文字がつく言葉はまだ喋れない時もあり(自分ではその音を出してるつもりだけど、声に出すとちょっと違う音になる)


何度も発声練習して、言える成功率を上げるしかなかった。


「あ、り、が、と、う」と言葉が途切れ途切れになってたのが、「ありがとう」という感じで、連続で喋れるようになった。(ゆっくりであれば)


失語症には次のような段階があるらしい。

「あ」から「ん」まで五十音をちゃんと言える

「ねこ」と発音したい時ちゃんと正しく「ねこ」と発音できる。

・「冷たい雨が降る」などちょっとした文章を発音できる

※途切れ途切れになっていたのが、文章として発音出来るというのは、結構時間がかかる事が多いと聞いた。


言葉が通じる、伝えられるというのはこんなに、嬉しい事なんだと思った。



【リハビリ】

イラストが書いてあるカードを見て、答える

→慣れてきたら、その単語を使って簡単な文をいう。


交互に〇〇なものなどお題を決めて、言っていく。

→○分以内に○個答えるって目標もあって、楽しかった。


難しい発音とか私が苦手な言葉とかを、ランダムに組み合わせて、繰り返し繰り返し発音をする。



先生が言ってる言葉を復唱して、正しく言えるかなど様々な事をした。