ロジータのMRI検査結果とご報告 | キャバリア☆ニコラ様 ご奉仕日記

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ロジータのMRI検査結果とご報告

 

 

預かり始めてから、数日で、

ロジータ、普通ではないよね、と気づいてはいたけれど

確信に変わった瞬間があり、協力病院の先生にも診ていただいて

 

 

 

いよいよ詳細検査の必要を感じました。

 

 
そして、予想はしていたものの、
ロジータのMRI検査の結果はあまり芳しいものではありませんでした。

 

 

 

 
人間の脳外の先生でもあり、獣医としては関東の設備の整った大きな医療センターの、
脳外の執刀医の先生が診断してくださいましたが、
文章だけだととてもシンプルなので、お電話で詳細をお聞きしたのちに
セカンドオピニオン&サードオピニオンもお聞きました。

 

 

結果から言うと、

先天性水頭症+脳梁欠損(少なくとも前の部分は脳梁自体が全くない状態) とのことで

 

画像上では水は結構じゃぶじゃぶ。

(MRI検査をしてくれた先生は脳圧高そう。キアリもあるね。。とつぶやいていました)

 

でもそれが原因で、動きが健常の子とは違うのか、

脳梁自体がないせいなのかはこの段階では分からない。 

 

脳梁は認知をつかさどるところなのだけど、その部分も少なくとも全体の1/3はないから、

そのせいで表情が乏しいとか、事象同士を紐付けて記憶できない、

いろんなことが覚えられないことは十分あり得る。 

 

水頭症としては軽度とは言えない。

今は運動障害は出ていないけれど、これは絶妙なバランスで脳圧が保たれているからであり、

水頭症でも、また脳梁欠損でも特発性癲癇、

もしくは点頭癲癇(体の一部が動かない癲癇)のどちらも起こる可能性がある。 

もちろん、今まで出ていないし、この先一生出ない可能性もあるけれど、

正直言って、けいれん発作は起きる可能性が高く、

発作だけはなくて、ご飯食べられないとか、立てないとか、に

何か脳圧が変わった瞬間に起こる可能性がある。

今までお産させられたり、麻酔使って、発作が出てないのはラッキーだそうです。

(って、発作はあって復活したのかもしれないけれど)

 

 

 
(後光が射すかのように大泉門が開いてるロジ子の頭の写真)
 
今のまま、あまり刺激を与えない生活を続けて、
(もちろん、ずっとラッキーが続いたら、一生このまま発作も麻痺も出ないかもしれない)
 
もし症状が出たら、設備の揃った大きい病院(脳神経科があるようなとこかER的なところ)で
診てもらって、発作を止めるなり、処置をしてもらった方がいい。 
(最初は部分発作が重責になる可能性があるため。
それは私はアポロで嫌というほど経験し、ERのおかげで何度も命拾いしてるので納得。)
 
↑ 同じことをセカオピで協力病院の先生にお聞きしたところ、やはり、
「大きい設備の整った病院の近くの里親さんじゃないと心配」とのこと。
 
で、今は、麻酔をかけて検査をすると、そのせいで脳圧が変わって
急に寝たきりになるような体調変化の可能性もあるので、
せっかく微妙なバランスで保っているのだから、
脳に関しての積極的な検査はしないほうがいい。
 
とのことでした。
 
 

 

 

「ええーーー、私、そんなの重症じゃないわよーーーきっとーーーー」滝汗滝汗

 

 

トイレトレーニングは全く期待していませんが、

散歩も、おやつがないと出来る気がしなくて、

(というか、家でも食べモノと排泄以外では動かない)

普段はお散歩も出来ていた水頭症重度だったアポロよりもどっちかって言うと

大きく旋回しかできなかった発作が起こる前のべべより、かな、と思っています。

 

 

そして、募集に関してですが、

皮膚状態がすごく悪くてパテラG3だけど、内臓心臓は悪くなくて

なんとかクッシングでもなさそうだし、愛嬌もあって可愛いので

お家にずっといて、医療費も存分にかけられて、

緊急対応の病院にすぐに運べて、癲癇に慣れてるご希望者様もいるかもしれないけど、

絶対ではないけど、近い将来発作が出るであろうことを考えると、

えりりんちゃんにもほかのスタッフにも相談して、私の家族にすることにいたしました。

 

「この子、このままだといいけど、いつか発作でるよね、

普通ではないよね。。。どう考えても。

心配だね、俺たちは発作、もう慣れたけど」

とダディも納得してくれて、

 

日頃から、なるべく犬だけのお留守番の時間は短く、

長いお留守番はダディと時間の融通をつけてないようにしているし、

私は癲癇の重責発作でお空に還ったアポロとべべでのお世話の経験を活かせるし、

今までの経験上、(アポロも早い段階で発作が出てしまったし)

全く楽観的に思えない症状なので、私が心配で心配で仕方なくなってしまいました。

 

全くブラタンの女の子を自分の子にするとは予想もしていませんでしたが

これも、ニコアポの采配でしょうか?ご縁って計算ではないな、と改めて感じます。

 

今まで以上に医療にもしっかりかけ、

一日でもロジータが長生きできるように大切にケアしてまいります。

 

 

事後報告になりましたが、すでに清算金もお支払し

登録や書類なども整い、えりりんちゃんの承認も得て、

先日正式譲渡にして頂きました。

 

 

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本多ロジータです。

 

これからも

 

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プリ姉ちゃんと一緒にブログに登場します。

どうぞよろしくお願いいたします。