さようなら、ニコラの器。心はずっとマミーと一緒。

さようなら、ニコラの器。

心はマミーとずっと一緒。

桜吹雪の中、昨日９時半、白龍となり天に登っていきました。

沢山の方に、その時間空を見上げますとコメント頂きました。

家族だけでなく、多くの方がその昇天を想ってくださってどんなに心強かったことでしょう。

その時間、ニコラにお気持ち寄せてくださった皆様、本当にありがとうございました。

亡くなった直後の写真は昨日もアップしましたが　↑

「生き抜いてやったぜ！」という自信たっぷりな顔つき。

なんとも二コラらしい。

10分後。　だんだん穏やかに。

もう解放されたね、辛くなくなったね。

夜には、もう気持ちも緩んだのでしょう、楽になってるのがわかります。

自慢のピンクの肉球も白くなってきました。

（完全トイレ外派なので）

ああ、私は12年、　この足を何千回も洗ってきました。

気高いニコラの華奢な足。

掛かり付けさんが体を綺麗にしてくださって、

戻って来たニコラはふわふわサラサラで、まさにサラブレッド。

本当にイタリア人の胸毛のようなゴージャスな被毛。

沢山沢山なでなでしました。

そして

ニコラの毛を部位ごとにカット…まるで焼肉屋のお皿のよう(笑

大切に保管します。

夕方から近しい仲間が会いに来てくれて、

涙ばかりでなく面白く楽しい思い出を笑って語り、

（普段なかなか触らせてくれないと有名なニコラでしたが）

体もジャンジャン触って、口もあけてみたり、脚も曲げ伸ばししたり、一緒に写真撮ったり、

ニコラ家らしいワイワイしたお通夜。

カサブランカダンディな伊達男ニコラという事でカサブランカを選んでくださったお姉さまも！

来てくださった皆様ありがとうございます。

それにしても、全く死後硬直なし　(この動画は翌朝)

使っているお薬の種類も関係あるとも聞いたけれど、

きっと緩和ケアがうまくいって体が比較的シンドくなかった、そう思いたい。

そして、お別れの時。

大好きなニコアポの写真、お正月にとった家族写真、

じじばばからの手紙と写真も持たせました。

お花は旅の最中のお水になるとお聞きしたので、

前日頂いたお花も、めいっぱい持たせました。

最期の家族写真。

夜中、本当にしんどそうな時が何度もあって、

「もう辛いなら逝っていいよ、マミーのために頑張らなくていいよ」と

泣きながら言ったけれど

「バカヤロー、お前が決めるな、俺の寿命は俺が決める。まだまだだ」

とばかりに、翌日も復活して、何かしら怒りながら食べてくれました。

介護らしい介護も最後の2日くらいで、

それまでは自分で立って排泄もして、水も飲んでくれて手もかからず

かといって、介護も少しは経験させてくれて。

私に後悔なく、ニコラに尽くした、すべてを注ぎ、完全燃焼した、と思わせてくれました。

二コラとは精神的に強い繋がりが築けたし、それはこの先も続くとわかっていながらも、

やっぱりワンワン泣いてしまったけれど

「ニコラ、すぐにマミーのとこに戻って来なよ」　

それが、体があるうちの、最後の声掛けになりました。

全国から届いたお守り、御札、千羽鶴も、ちゃんとお焚き上げして頂きました。

待ってる間、

外に出ると桜吹雪。

さすが、ニコラは千両役者でした。

そのお骨はゴージャスな被毛に比べ、とても華奢で。。。

この華奢な奴らに振り回されてきたんだなぁと。

尻尾の一番先と足の爪を分けて頂きました。

こじんまりして戻って来ました。

二コラは保護数が少ない時期を選んで癌で余命が短いことを知らせてくれて

慣れた預かり様方は保護っ子のお世話からお見合いまで恙なく進めて下さり、

信頼できるスタッフが経理、通販実務等もしてくださって、

医療関係者の里親様は適宜適切なアドバイスを、

スピリチャルな先生や先輩はニコラと私の心を支えて下さり、

ダディは医療費を惜しまず、最低限の家事だけで私を許してくれて、

私がニコラの残された日々に全力投球できるように

沢山の人のご協力、天国支部のはからいで

私はニコラに心を尽くし看取ることが出来ました。

ただただ感謝です。

現在、昨日のブログやインスタグラム、FBに200を超えるお悔やみコメントも頂戴しています。

一つ一つお返事できていませんが、すべて有難く拝読しております。

本当にありがとうございます。

二コラの体をお空に還して、ホッとし、少しだけ疲れています。

　（3月の〆があるし（笑）　レスキューの事務業務には戻りましたが

1両日中に、定宿で静養させていただきます。

（昨日も書かせていただきましたが、お気持ちたくさん頂戴していますが、

留守中お花のお世話ができないので、供花は遠慮させていただいています。）

いまは昔のニコラの写真など、胸がいっぱい過ぎてみることが出来ませんが

また、元気になったら、武勇伝、思い出も綴りたいと思っています。

では、最後の最後まで、男だった、ニコラを見てやってください。

食べることが大好き、いろんな種類のものが食べたいタイプのニコラ。

きっとニコラにもう一回朝は来ない。

亡くなった日の朝、そう感じて、
最期に美味しいものの記憶を残してあげたくて、生クリーム舐めさせたら…

舐めた💗

二コラ、私の一番弟子。

来世もいっぱい食べさせるから、早く戻ってこい！