【トム君日記】 犬歯の処置をしました | キャバリア☆ニコラ様 ご奉仕日記

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【トム君日記】 犬歯の処置をしました

 

キャバフェスの時に、あの目が回る忙しさの中、

私と預かりさんが難しい顔して話し合っていた唯一のこと、

それがトムが噛んでしまうこと。犬歯の処置をどうするか。

先生によっては抜歯を薦められるし・・・・

 

もちろんその時は、トレーナーさんおひとりに見ていただいただけ時点でしたし

今の預かり様が預かって様子を見てくれると言ってくれた時に

「神様っている!」と思い少しならずまたポジティブになりましたが。。。

 

そこで私もできれば健康なのに大きくて大事な犬歯を抜くなんて

(可哀想とかそういうことではなく) 健康を害すると思うし、

できればそれは最終手段にしたい。

だからと言って、すでにショート預かり様もガッツリ噛まれちゃったし、

なるべく噛むということの衝動にならないトレーニングをしてるものの

時間はかかるし、今の預かり様も将来の里親様も、

もしもの時は被害が小さいほうがいいのは明白。

その意見が預かり様とも一致し、今回、スケーリングもする必要もあったので

一緒に処置をして頂きました。

 

預かり様も書かれてるように

噛むこともずっと吠えていることも、同じ問題行動ですが

噛むことは人間に被害が及ぶので、大問題かのようになります。

例えば、それが保健所の譲渡対象になるかならないかだったら

「咬傷犬」というと、譲渡が難しく処分の対象になってしまいます。

 

もちろん、それがキャバリアで、でもこの子噛むので処分です、と言われたら

「いやいや、命には替えられないので、抜歯しますから、うちで出します」

ということになるんですけど

(実際に噛むから渡せないと言われて、見に行ったら全然問題ない子で

引き出していただき、今は幸せになった子もいます)

 

トムはもうすでにキャバレスでその身を預かって、命の危険はないのに

犬歯を全部抜いてしまうなんて。。。

 

ということで、犬歯を切ることに関して色々ご意見はあるかと思いますが

トムの最終目的は、

トムの気持ちも理解してくれる素敵な里親様のお家で余生を幸せに暮らす、

ことなので、その際に少しでも心配が減ったほうが結局トムの為になると考えています。

 

と、長くなりましたが、

そういうことで、昨日、トムは獣医さんに掛かりました。

「全く噛まない良い子ですよぉ~」と先生も誉めてくださったようで(笑

 

 

 

以下、預かり様のFBより、

 

 

 

 

 

 

 

おはようございます
トム君は昨日スケーリングのついでに犬歯の先っちょを削って丸めて貰いました。

歯を抜くって選択肢もあったのですが、健康な歯を人間の都合で抜くのは抵抗がありました。

...

噛むって行為は、人間にとっては痛いから大ごとに捉えられます。

でも犬にとってみれば意思表示の一部。元から噛む犬なんていません。

トムに噛むことを習慣づけたのは人間です。

 

例えば、頭痛や吐き気や目眩など病気の症状の一つと一緒。

頭痛がするからと言って痛み止めを飲んでも、

頭痛の原因である病気を治さないと解決はしなく一生辛い思いを引きずる。

トム君歯を抜いても痛み止め飲むのと一緒だと思うんですね。

 

かと言って、今まで噛まれた方々の重傷度から判断して犬歯を削ると言う決断になりました。

 

 

昨日、病院では良い子だったらしいです。

診察待ち時間もキャバ開き披露の余裕っぷり。

 

 

 

 

施術後お迎えに行かず搬送さんにつくばまで連れて来ていただきました。

私の顔を見た瞬間に目つきが変わって唸り始めました。

「信用してたのに、知らない場所に置き去りにされて、怖い思いをした!」と怒って模様。

 

 

今朝は、相当お疲れな様子でサークルの中で寝たまま排泄もせず。

相当なビビりなので、麻酔で眠らされた以外の時間はずーっと緊張してたんでしょうね。

今は泥の様に眠ってます。

 

 

スケーリングで口の中の環境が良くなれば、

膿皮症や血液検査で少々悪い数値も良くなるかも知れないし、あくまでもポジティブに。

 

台風行っちゃったら、また一緒にトレーニング頑張ろうね。

今日はゆっくりお休み