プレミアムバンダイからプラモデル「HG 1/144 ザブングル・タイプ」が届きました。

 




先月届いたダンバインと同時に注文したものです。

 

 

う~ん、なんだろう、ザブングルって正直言って作品の世界観とはまったくかけ離れたデザインのロボットなんですけど、それが翻って”味”になるという、まったく稀有な例ですね。

デザイン的にはそれほど見るべきものはない(失礼)のですけど、なぜかおっさんの心を捉えて離さない不思議なデザインなんですよ。

 

まぁこれは、実際に当時リアルタイムに見た人間だから言える特権だと思うのですが、とにかく第1話のインパクトはすごかったです。

主人公のど饅頭なのは言うに及ばず、最後の最後にもう1台のザブングルが登場したのは、本当にぶったまげた記憶があります。

まじで、「なにこれ!?」でしたもんね。

主人公メカが2台出てくるのにもインパクトありましたが、そのうちの1台は壊れたら壊れっぱなしというのも子供心にもグッとくるものがあったし、最後のグレタ・ガリーとの戦いで、身を挺して変形を阻止し、そこにアイアン・ギアーが突っ込むというまさに総力戦もすごかったですよ。

ああ、本当にこれを本放送で見れて幸せだったと思います。

 

キットの組み立て説明書の裏には、旧キットの紹介が載っています。



そうですね、やっぱり旧キットは外せませんね! ってわけで、旧キットとのツーショット。

 


この商品名の文字がまったく同じデザインなのも痺れますが、アングルは違うけども、何気にパッケージイラストは、背景にアイアン・ギアーとフル装備ザブングルが描かれていて、ポーズ的にも旧キットのイラストと連動していることが分かります。

パッケージ横の立ちポーズの写真も、同じアングルながら、隔世の感がありますね。

 


ところで、ザブングルといえば、やはりアイアン・ギアーも欲しくなるっていうのが人情でして、これに合わせてアイアン・ギアーも買いましたよ。

旧キットですけどね(笑)!

 


ちなみに1/1000スケールなので、1/144のザブングルの箱とだいたい同じ大きさだったりします。

 


そして、清く正しいバンザイマーク版。

 


何度も書くけど、普通に箱を飾るとバンザイマークが見えなくなるのが困りものですけどね。

 

最近ですね、ザブングルのOPがものすごく良くて、YouTubeなら公式で何度も見ることができるので、いったい何回見直したか、というぐらいOPばっかり何度も見返しています。

とにかく動きがものすごいんですよ。

上のダンバインの記事の時も書きましたが、やっぱりキャラデザと作画監督の湖川氏の作画が素晴らし過ぎる。

ザブングルって、設定画を見ると直方体の塊なんですよね。

しかし湖川氏の手にかかれば、絶妙なアレンジが効いて、元のイメージを崩さないギリギリの線でまるで人間のように描ききる画力のすごさがこのOPには凝縮されていると思います。

いや、マジでこのOP見ながらならご飯何杯でもいけますね。

これ書きながら思い出したのですけど、ザブングルと言えばパッケージにも描かれている足元の岩を割りながら地面を滑るシーン。

これも、本放送の1話で初めて見て、この表現に心を奪われましたよ。

 

というわけで、自分の中の大好きがたくさん詰まったザブングル。

ザンボット3から始まって、Zガンダムまで、本当に贅沢な子供時代だったと思います。