園芸について、つらつらと書く。
半分覚え書き。
今のところ、朝と夕方に畑に行っているが、一番やっているのは、春に蒔いたえん麦の刈り取りをして、それを地面に敷き、草マルチとする作業。
えん麦はイネ科の植物なので、刈り取ったものはちょっと細めの藁となる。
これは、便利。
前からマルチ用の藁が欲しかったのだが、なければ自分で作ればいい、という発想はなかった。
えん麦を育てたのは、雑草除けが主目的だったが、藁が取れたのは非常に喜ばしい。
最近は、この敷いた藁の上に、草引きした普通の雑草を載せておくと、地面に着かないので枯れてくれるし、マルチングの”かさ”になってくれる。
これで、夏場の草刈りの手間を減らせれば願ったりかなったりだが、さて……
ブラックベリー”スイートアークポンカ”の花が咲いていた。
大関ナーセリー自信の新商品なので、どんな実が食べられるのか今から楽しみだ。
大関ナーセリーといえば、この”スイートアークポンカ”と一緒に買ったラズベリーの”コカニー”なんだが、こないだ食べられるか楽しみにしていた実は無くなってしまっていた。
多分、鳥に食べられてしまったのだと思う。
隣に植えられている”ボイセンベリー”もところどころついばまれた跡がある。
鳥の被害については、昨日ブルーベリーもやられているのではないか? と書いたが、今日確認してみたら、やはり今日ぐらい食べようかと思っていた実がなくなっていたので、鳥にやられている可能性が高い。
まだ、うちの畑ではブルーベリーは”ジュエル”しか熟していないが、これからどんどん実が熟してくると思われるので、今週末になにか対策でもしようかと考えている。
簡単に言って、ブルーベリーの畝をごそっと防鳥ネットで囲ってしまおうかな。
どれぐらいお金がかかるのか、わからんけど。
で、鳥の被害を別にすれば、現在次々とラズベリーが熟し始めていて、畑仕事をしながら結構たくさん食べさせてもらっている。
特に多いのがイエローラズベリーで、これはもう定番。
ブラックラズベリーはまだなんだけど、熟し始めたらかなりの量が収穫できそう。
普通のラズベリーは去年世話になった”サンタナ”が熟し始めて、久しぶりに食べてみたら、もう、なんというか、うちの畑では抜群の安定感で、とても甘い。
ただ、ここいらへんのラズベリーは、今年の冬に新しい畝に引っ越してもらったグループなので、本気を出すのは新しいシュートに実を着ける今年の夏以降じゃないかなぁ。
”ボイセンベリー”はところどころ鳥につつかれたような跡があるのだけれども、基本的には美味しく食べられている。
こんなに”ボイセンベリー”の出来がいいのは初めてじゃないかなぁ。
”ボイセンベリー”はラズベリーとブラックベリーの交配品種らしいのだが、風味がそのどちらかに引っ張られているということなく、ちゃんと”ボイセンベリー”の風味として存在しているところが凄いと思う。
”ローガンベリー”も同じく交配品種だったけど、なんか両方のどっちつかずの味、みたいな感じだったもんな。
畑のあちこちで新しいカモミールの苗が大きくなってきていて、場所によってはたくさん花を咲かせている場所もある。
カモミールは今年の4月ぐらいに花畑化していたが、それは去年に芽吹いて冬越しした苗だった。
現在花を咲かせているのは、今年の2月に大量に蒔いた種から発芽したものだろう。
いや~、マジ、カモミールはいくらあってもいいですねぇ。