最近のブログでは入院生活以外のお話が多かったので、本日は術後4日目のお話をしていきたいと思います。
4日目はまだまだ体調が悪く
・気持ち悪さ
・微熱
・全身の痛み(ベッドに寝たきりの状態が続いていた為)
・ひどい貧血状態
このような状態でした。
辛かったですがICUからは出れて、HCUという一般病棟に移るにはもう少し様子を見ましょうという患者さんがいる部屋に移ったんです。
数値的には順調に回復をしていたので、食事も他の患者さんと同じ内容でしたし、栄養を沢山とれるようにと、デザートのプリンまで出してくれました。
先生や看護師さんの雰囲気的には
「まずは沢山ご飯を食べて、貧血を改善していこう!」
「昼には徐々に歩く練習していこう!」
という感じでしたが、私はあまりの体調の悪さに不機嫌モード(^^;)
特に食事が嫌で嫌で、配膳スタッフの方が蓋まで取ってくれて
「沢山食べて下さいね^^」
と優しく声をかけてくれましたが、食べる気ゼロ。
ちょっと失礼な話ですが、病院食がまずくてまずくて
「ただでさえ具合が悪いのに、こんなもの食べられるかー!!怒」
状態でした(笑)
それでも食べなくてはという気持ちはあったので、とにかく白米をメインに沢山食べるようにしていました。
というのも、おかずは減塩されているのもありほとんど味がしなかったり、魚なんてパサパサな食感。
でも、白米だけはいつもの白米なんですよね。
唯一美味しいと感じられるものだったんです。
まず白米の美味しそうな匂いをかいで、食欲が出てきたなと思ったら口に入れる。
こんな風にして少しずつ量を増やしていきました。
食事がまともにとれるようになったのは、本当に退院の3、4日前くらいのことで、かなり苦戦してしまい、点滴もなかなか外すことができませんでした(^^;)
ちなみに、私の病院では院内で出されたもの以外は基本食べてはいけないのですが、特別な食事制限がない場合は、先生に許可を取れば何でも食べてOKでした。
私はわがままと思われたくないと我慢をしてしまいましたが、食事がとれると回復も早くなりますから、食事で苦戦した時はよく相談するのが良いと思います(^^)
そして、この日から日記をつけはじめたんですが、字を書くだけで物凄く疲れるんです。
買ってきてもらった雑誌なども、まずベッドにちゃんと座って見るというのが大変なんですよね。
ですから
雑誌を読む→2時間寝る
日記を書く→19時頃から爆睡
こんなサイクルになっていました。
また、私が一番最初に日記に書いた内容ですが、自分を褒める言葉や
「ここからが勝負!負けるな!」
という励ます言葉。
それに加えて
「早くお母さんの所に戻りたい。」
という言葉でした。
二十歳もゆうに越した大人が一番最初に願ったことは、1日でも早く母と自分の家に帰ること。
多分、子供の頃も入院していた記憶もあって
「母と一緒に帰れる=一番うれしいこと」
という気持ちが、そのままインプットされているんですよね。
我ながら本当に恥ずかしいなとも思いましたが、やっぱり母の存在は私を頑張らせてくれました。