喋りたい喋りたい喋りたい喋りたい喋りたい喋りたい喋りたい喋りたい喋りたい喋りたい喋りたい喋りたい喋りたい喋りたい喋りたい喋りたい…………………………。
僕はそんな気持ちが荒波のようにドッと押し寄せてくるときがある。
何が理由かは分からないが、今僕は急にそんな気分である。
いつものようにブログやツイッターで好きな作品の好きな部分を語ってもいいのだが、今日はもういっそ「語りたい」という感情そのものについて語りたい。
ブログやツイッターで喧しく叫んでいることで気づく方もいるかもしれないが、僕は面と向かって人と話すことは苦手である。
仕事中に逐一後輩に話しかけたり、あるいはお客さまと天気や気温について語ったりするのはそれなりにできる。
友人とファミレスに行って楽しくお喋りをして過ごすこともできる。
ただそのお喋りはどこかで緊張を伴ってしまうのだ。
会話って難しすぎません?
ブログ記事などを書くときは後から加筆修正が施せるけど時空を歪めない限りは言ったことを修正なんてできないし、相手の反応から1秒以内にその場にあった言葉を考えて口にしなければならないし、なおかつ聞き取りやすい言葉にしなければならないし、相手が話している途中で次の話題を思いついてもメモを取ることができないし。
そもそもどんな話題を選択すべきかも分からないし。
愚痴ばかり言っていては相手も自分も不愉快になるだけだし(悪口は言えば言うほど性格は歪むということは脳科学的に正しいそうだぞ)、知識をひけらかすのは鬱陶しいし、仮に撒き散らした知識が間違っていたら恥ずかしいしみっともないし誤解を与えてしまったことが申しわけなくてたまらないし。
悩み相談をしようにも、常に色々な悩みを抱えているわりにいざ対話の場に出そうと思った途端、トトロのまっくろくろすけのように即座に見えない場所に隠れてしまい、言語化できなくなる。
相手が自分と異なる意見を持っていた場合は否と言うべきなのか無言で首肯すべきなのかも分からない。
もうそんななら喋らないで聞きに徹しろというのが正解なのかもしれないが、喋りたいという気持ちは今ここに残念なことに僕の心を深い場所まで巣食ってしまっているんだよ。
その感情を押しこめたくて、食べすぎて体重が増えたり自分を卑下したり、何のためにもならないことを愚かな僕はしてしまうんだよ。いっそ舌を切り取ってしまいたかった。喋る道具を剥奪したかったんだよ。もちろんそんなことしなかったけど、正直ずっと思ってた。
けれど。本当に幸運なことに、僕の周りには優しい人ばかりなので、「困ったら何でも言ってくれよ」「上手く喋れなくてもいいんだよ」などと言ってくれるんだ。
だから僕も少しずつ少しずつ、「喋りたい」を解放してっているんだよ。
やはりちょっとずつ克服していくしかないんだろうか。きっとそうなのだろう。一日で習得できるほど世の中甘くはないのだろう。
……いつか僕も、「喋れる人」になれるのだろうか?
