初めてのお店に少しドキドキしながら入った。
入るとすぐ、おそらく僕より少し年上くらいの女性の方が対応してくれた。
どうやら、1人でやっている店のようだ。
すぐ、奥の部屋へ通され、ソファに腰掛けた。
部屋を見渡すと、僕が座っているソファの他に
ベッドが一つ、テーブルが一つ、机が一つある。
最初に体調や好き嫌い等のカウンセリングシートを
書いて、僕の向かいにY先生は座った。
Y先生「こんにちは、Yと申します。
話、詳しく聞いていいですか?」
内心、病院行ってください。の一言で終わるかも
とも思っていたが、独特の話しやすい雰囲気があり
僕は今までの経緯を説明した。
・軟部肉腫という珍しいがんの事。
・太ももは太くはなっているが、
体調や左ももの機能に変化が全くなく、
不自由ではない事。
・できれば三大治療は受けたくない事。
・手術をすると機能障害が残り、
今の仕事を、今まで通りできない事。
・手術を断った事。
・奇跡を起こしたいと思っている事。
全て話した。
Y先生「絶対治ると思う」
(えっ???)
予想外の答えに僕は驚いた。
その後先生は量子力学の話、先生が見ていた脳腫瘍があった人が治った話。先生の過去の話。薬剤師だけど、薬が嫌いな話。
色々な話をしてもらった。
量子力学については〈叶えもん〉っていう本がおすすめです!ともいっていた。
Y先生「そういえばうちのお店はなにで知ったのですか?」
「さとうみつろうさんが書いた本を読んでて、
その中にNESという周波数治療器を受けたことが書かれてあって、NESを調べてみたらこのお店にたどり着いたんです」
Y先生「あー、さとうみつろうさんの本ですねー。
うちもNESの取り扱いはありますけど、
本に書かれてたお店はうちじゃなくて
〇〇っていうお店だと思いますよ(^^)」
お店の名前まで教えてくれた。
Y先生「NESは周波数治療器というか、心身全体の
健康状態を視覚的に確認できる機械です。
エネルギー情報を多次元的に読み取って、
健康的なエネルギーの状態に近づけるための
処方箋も提示してくれますよ。
説明よりもまずはやってみましょうか(^^)」
正直、説明だけじゃよくわからなかったので
やってもらう事にした。
手のひらを機械につけて読み取ってもらう。
その後ベッドで横にさせてもらい、先生は椅子でパソコンをいじる。
一緒にパソコンの画面を見る。
画面には、自分の今のチャクラの状態や、体の不調な部位などが出て、そこをクリックするとキーワードがでて、それが不調を治すヒントとなるみたいだ。
僕の場合は、何個かある中の項目に
2つ赤いマークがついていた。
赤いマークが注意すべき項目らしい。
その内の一つの項目が自己認識
それを良くしていくキーワードが
自我、自立、責任、自己の本質、協力、だった。
んー、どのワードも少し心当たりがある。
自我が変に強い部分があったりとか
精神的な自立が弱いとか
責任を無駄に感じてしまうとか
自己の本質が全然わからなかったりとか
人に頼るのが苦手で、協力するよりも
自分でやった方が早いと思ってるとか。
要は、自分がどんな人間かなんて事は
考えた事もなかった。
自己認識が全く出来てないという事だ。
がんにでもならなければ
おそらく一生考える事もなかったのかもしれない。
そんな感じで、その他の体の不調な部位と
それに対しての一通りのキーワードを教えてもらい、
そのキーワードで感じた事を
先生に説明した。
その上でY先生はアドバイスをくれた。
・自分の取り扱い説明書をつくる。
自分は何がご機嫌になって、何で不機嫌になるのか。
・罪悪感をありがとうに変える。
人に頼る。愛について考える。
・人に弱音をさらけ出す。
弱い自分を見せてOK。
僕が掲げたお題の
「本当の自分とは」
の考え方のヒントをもらえたような気がした。
Y先生と話してるうちに急にやりたい事が出来た。
(1人旅したいかも。)
僕は23才で子供が出来て結婚して、
それからこの当時の39才まで、1人でいる時間がほとんどなかった。
平日はお客さんや従業員と一緒。
休日は家族と一緒。
常に誰かと一緒にいた。
1人きりになり、お題の「本当の自分とは」について
考えまくりたいと思った。
自分の取扱説明書を作ろうと思った。
Y先生に言ってみる。
「今、急に一人旅に行きたくなりました。」
少し笑顔で
Y先生「1人旅!!良いと思います!!」
と言ってくれた。
がんなのに三大治療を受けない決断をした時から、
こんな考えの人間を肯定してくれる人は、
身近にいないだろうと心のどこかで思っていたので、
全てを肯定してもらえて、単純に嬉しかった。
そんな感じで、約2時間の診察は終わり、帰り際に
Y先生「この本良いですよ!
見つけたらお客さんにプレゼントする用に
買うようにしてるんです。
是非、読んでみてください(^^)」
と言って、本をくれた。
「ありがとうございます!
1人旅から帰ってきたら
また来させてもらいますね。」
そう言ってお店を出た。
もらった本の題名は
〈ホ・オポノポノ〉
聞いた事もない本だったが、すごい良い本だった。
有名な本らしい。
かなりざっくり説明すると
ごめんなさい
許してください
愛してます
ありがとう
この4つの言葉を唱えるだけでものすごい奇跡が
実際に起こったという内容だ。
その奇跡のスケールもかなり大きかった。
(1人旅の移動中、車の中で唱えてみよっと)
そう思った。
家に帰り、妻に
「1人旅行きたいんだけど、いい?」
と聞いてみた。
奥さんは嫌な顔せず、詳しい事も聞かず
「いいよ!行っておいで(^^)」
と言ってくれた。
あー、そうだった。
ここにも肯定してくれる人がいるんだ。
改めて奥さんにめちゃめちゃ感謝した。