ハイグレードなDC再びということで…

この前マイクロエースから発売されました名鉄のキハ8500系の紹介となります。

名鉄はJRの高山本線に乗り入れる列車、北アルプス号を運転していました。

しかし国鉄が民営化されJR東海になると翌年、新車のキハ85の運転を始めます。

すると当時名鉄が使用していたキハ8000系は登場当初は豪華な設備だったものの、90年代にもなるとサービス面等で特急車として見劣りするようになりました。

そこで導入されたのがキハ8500系です。

キハ85と同等の走行装置を搭載しており、内装も名鉄の気合が感じられる豪華な設備となっています。

そんなキハ8500系でしたが東海の運転するひだ号や名鉄自身が運営する高速バス台頭により北アルプス号の価値は薄れ登場から僅か10年程で廃止となり名鉄での仕事を失くしたキハ8500は会津鉄道に譲渡されますが、低速主体の路線に車両が合わず機器の老朽化を早めてしまいこちらでの運用も長くはありませんでした。

現在は栃木県に保存車が、マレーシアの地で第三の車生を過ごしています。

そんな悲運の名車を模型で見ていきませう。


模型はマイクロエース、鉄道コレクション、アンレール(これを模型と言っていいのか微妙)と頭狂堂東京堂のキットが出ており意外と製品化に恵まれているのかもしれない…
今回はマイクロエースのA9172.9173の改良再販品となります。
これは9172の3両セット

なんと前回5両のフル構成から3両/2両の分割商法…もとい自由度の高いセット構成となりました。

…だからなのか2両セットにもモーターが入っています。

ダミーカプラーではなくマイクロカプラーが取り付けられておりすぐ連結して遊べます。

(ダミーももちろん付属)


外観

前面です(見ればわかる)

幌パーツとダミーカプラーが付属しています。

これはどちらも未取り付け



妻面

マイクロエースらしくダクト?の表現など細かく作り込まれています

妻面窓ガラスもきちんとはまっており好印象。





側面

名鉄らしさとらしくなさが合わさった不思議なデザイン

ガラスが青みがかっているのが分かりやすい図である。(実車は不明)




床下

グヘヘ素敵な脚だね☺️☺️

元から大変よく作り込まれておりマイクロエースの本気が感じられる部分かも。







屋根周りとか

多分作り直された箇所となります。



灯具類

前進後退共に電球色で綺麗に点灯します。

前回品は持ってないので分かりませんがここは特に変化はないと思われます。



内装

たのしいたのしい分解タイム

特に前回との変化は無さそうですね



全体図




薄型室内灯対応となった…らしい車体

窓ガラスは青色着色

室内灯は電球色辺りが良いか…?




おわり

軽く見ていきましたがどうでしょうか?

少しでも購入の参考になればと思います。

気が向いたら加工や他製品との比較もしますので

今回はこの辺で👋