憧れのビブラート、無関心のビブラート | 所沢の心を豊かにするバイオリン教室 なかたヴァイオリン教室

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バイオリンのテクニックで憧れている方の多いビブラート気づき


弦楽器だからこその音の揺れが、時に激しく時に繊細で美しいですよねラブラブ


「ビブラートをかけられるようになったら」というのを一つの区切りにしている方も多いように思います指差し




教えるタイミングはそれぞれの先生にお考えがあると思いますが、


私は第3ポジションが安定したら、を目安にしています飛び出すハート


またビブラートは左手のテクニックですが、音を出すのは右手ですので、


右手のコントロールが上手くいっていない場合は、


どれだけビブラートをかけても上手く響かないこともありますスター




それから、ビブラートを習う前は演奏する時に


単純化すれば、左手の押さえ、右手のボーイングという2つの要素に脳の処理能力を分配していたものを


左手、右手、ビブラートと3つの要素に分配しなければいけませんので


それだけの空き容量があるか、という問題もダッシュ


簡単に言うと弾くのでいっぱいいっぱいだと厳しいということですねうずまき




そんなわけで、生徒さんの様子を見て「ビブラートやってみようグッ」というタイミングを判断していますニコニコ


たいてい大人の方はビブラートに憧れをもっていて笑


やろう、というと乗り気の方が多いのですが、


なぜか子どもたちは乗り気じゃないことが多い泣き笑い


ビブラートは習い始めてすぐかかるわけではないので「難しいムカムカ」とイライラする子や


理想と現実の乖離に「なんかうまくできないしぼけー」と若干臍を曲げる子や笑


綺麗にビブラートをかけられるのに、「この音ビブラートかけたらはてなマーク」と言わないとかけない子もいます爆笑


以前、勉強会で「ビブラートの教え時は生徒がかけたいと思った時」という先生がいらして


確かに、本人がかけたいと思わないと、どれだけ私が言っても響かないだろうなぁ、と知らんぷり


生徒本人がかけたくなるアプローチを模索中です虫めがね





逆に、大人の方だとかけたいと思っていても「そんなレベルじゃないとか言われたら恥ずかしいキョロキョロ」と


ご自身からは打ち明けられない方もいらっしゃるだろうなぁとも思うし


やはりレッスンにたった一つの正解というのはないんだなぁ、と奥深さを感じる今日この頃です