自立支援医療制度利用までの手順、必要書類 | おとなADHD

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自立支援医療制度とは

受診、処方箋を受けるための必要な費用の3割負担のうち、さらに2割を都道府県が担ってくれるという制度です。

(つまり、自己負担が1割になる。)


当時、ADHDと診断されてから、半年くらいは普通に3割負担で病院に通っていました。

制度なんて知らなかったので、毎回お財布が軽くなっていくだけ。

(毎月3,000円くらい?だったかな。)


なぜ病院の人も教えてくれなかったのか……。

まぁ、きっと忘れてたんでしょう。仕方ないよね。


あるときコンサータについて調べている時に「自立支援医療制度」というものを知りました。

ざっくり言うと、精神科や心療内科などの医療費が1割負担になる制度です。ありがたい。


ただし申請してすぐに1割になるわけではなく、

発行までの間はふつうに3割払う必要があります。

(発行には半年〜一年かかります。気長に待つ必要有り)

んんの場合は、発行後に「申請日以降にかかった診療分の2割」を病院で払い戻ししてもらえました。

※還付を受けるためには、受診時の領収書が必要になります。お薬手帳に綴っていきましょう。


このあたりは市町村や病院によって対応が違うので、確認した方がいいです。


ちなみにんんの住んでいる市では、さらに残りの1割も免除対象でした。

つまり発行されると、その後は診察や薬代を窓口で払わなくていい。

財布に優しすぎる。ありがたい。

実際に申請で必要だった書類市町村によって違う部分はあると思いますが、だいたい次のようなものが必要です。


〇自立支援医療(精神通院)用の申請書主治医に書いてもらう診断書(作成日から3か月以内のもの)

〇健康保険証のコピー所得を証明するもの(課税証明書や年金通知など)

〇マイナンバー関係の書類(カードや通知カード)+本人確認できるもの(免許証など)

〇世帯状況を申告する用紙(市町村でフォーマットがある場合あり)


最初に聞いたときは「え、こんなにいるの?」と心が折れかけました。

診断書も有料で、また財布が軽くなる〜〜……。

でも、長い目で見れば戻ってくるので必要経費だと思うしかない。


流れとしては

1. 病院で診断を受ける。

2. 市役所や区役所で「自立支援医療の申請をしたい」と伝える。

3. 必要な書類を集めて提出。

4. 発行されるまでの間は3割負担。

5. 発行後、受給者証を使って診察や薬代が1割に。

過去の分は払い戻しを受けられることもある。


シンプルに書くとこれだけです。

ただ、実際は役所の窓口で書類をあちこち渡されたり、

「この証明は○日以内じゃないと無効です」とか言われたりで、心は消耗します。


最後にんんは制度を知らずに半年間3割を払い続けていました。

もし知っていたら、あの頃の財布はもう少しふっくらしていたはずです。無念。

制度を使えるなら、早めに使ったほうがいいと思います。

ただし、役所は相変わらず面倒くさいです。

まぁ……毎月3-4,000円は大きいし、仕方ないよね。


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