鶏の唐揚げを食べながらの天との会話。
天「ボク、もっと食べたくなってきたなぁ~。」
みゅ「天の分はもう食べたでしょ
もうないよ。」
天「あるよ~。お父たんのー。」
僕「ダメ
これはお父さんの
」
天「一個だけ食べたいなぁ。一個だけ~。」
僕「んー、じゃあいいよ。一個あげるよ。」
天「やった
」
僕「でもね、天。
お父さんの唐揚げを食べるということは、
お父さんが食べるはずだった鶏さんの命を、
天が食べるってことだ。」
天「う~ん…。」
僕「命を食べるってことは、
鶏さんの分まで生きるってことよ。」
天「ふ~ん。」
僕「お父さんの分を天が食べるということは、
お父さんの分まで天が生きるって事になるわけだ。
その覚悟が天にはあるのか
あるなら食べていいよ。
ってか天、『生きる』って分かるか
」
天「ちってる(知ってる)よ。」
僕「ほう。じゃあなーに
」
天「『生きる』ってね、『見る』ことだよ。」
僕&みゅ「……。」
天「ね
ちってる(知ってる)でちょ
」
生きるとは、見ること。
他を見、己を見る。
どこまでも、どこまでも、
生きている限り、見るという行為は続く。
息子、
深いよ…。
唐揚げ…、食べてください。