私はダブルスが得意です。
「得意」というのは、本来の自分の力量から考えて、シングルスよりもダブルスのほうが、満足のいくプレーが出来ている率が高いということです。
明らかに実力差がありすぎる場合には、太刀打ちできませんが、多少相手が格上であっても、ダブルスなら明らかに期待を持って戦う事ができるのです。
技術的な事、戦術的な事について書こうと思ったのですが、特段「目から鱗」的なものではありませんからここでは略します。
ダブルスで一番大切な事は、コンビワークです。
コンビワークって言っても、私がここで言うそれは、言葉で言ってしまえば単純すぎるもの・・。そうです。要するに「仲良く一つになって挑む」という事です。「仲良く」というのは「イチャイチャ、ユルユル、オシャベリ、ペチャクシャ」とは違います。でも、「仲良く」が大事です。
私の高校時代、団体で私はシングルスとダブルスに出ていました。その時のパートナーは部内では最下位成績の仲間でした。しかし、彼は粒高選手で必死に戦ってくれていました。チャンスボールは実はピンチボール?だったり、そういう事は勿論、ゲームの中で沢山出てきました。だけど、「彼にとってのMAX」と「私のMAX」を出し切って、ここを乗り切った方が最善なんだと・・。そう考えるようになりました。ゲーム中にはガミガミ言う事を一切やめました。「ガミガミ言って、改善した事が一度もない」って事にすぐ気が付いたのです。
その分、自分の仕事を着実にするように考えました。彼にも「俺に申し訳ないとか、そういう風に考えるな。必死に繋ぐという仕事に集中していけばいい」って話し合いました。すると彼と組んでいるダブルスが楽しくて幸せでしょうがなくなってきました。彼も「楽しくて、自分の最高が出せる場」と言ってくれました。
まず私の・・自分自身のミスが明らかに減っていきました。彼もダブルスの時になると明らかに強い選手に変貌していました。
結局幾度かあった団体戦トーナメントでは、インターハイ出場校のペア以外に負ける事は一度もなかったんです。