共にハートカットで1ct以上の天然ルビーです。
ハートシェイプと呼んでも、ハートカットと呼んでも同じ意味です。
ルビーには、この写真のように透明感のあるものから、半透明なもの、不透明なものまでいろいろあります。
(ここでは透明なものを思い浮かべて書いています。)
ルビーの赤は、どちらかというと大人の赤・・。
日本国内の商業的理由があり、国内でのハートカットのルビーの流通って、実は非常に少ないです。
何故かと言うと、ルビーって基本的に大人の宝石で、更に「高価」ですので、ある程度年を重ねた層の人が購入することが多いわけです。
「ハートはちょっと・・」という感じの人が、日本人には多い・・。これが最大の理由なのだそうです。
この感覚も、最近では変わってきていますが・・。
<宝石言葉等・・>
ルビーの語源はラテン語で赤を意味するルーベラから来ているそうです。
その宝石言葉は、情熱、仁愛、威厳・・・
燃えるような赤
と、ダイヤに継ぐ硬度(※割れにくさ、欠けにくさ、耐熱性という強さではダイヤ以上の強靭さを誇ります)、という事で、「強さ
」を象徴する宝石ともいえます。
そんな事から、
身につける人に行動する勇気を与え、魅力を引出してくれる。ゆえに、愛の願いを叶えてる宝石・・、なんていう云われもあります。
<ルビーはご存知の通り、7月の誕生石。>
7月生まれの人の守護石とも言われていますね。
そして、実は西洋では、結婚40周年目に送られるモノ・・としても知られています(ルビー婚と言います)。
<ルビーっていう宝石は(^^)>
宝石には、
天然石であっても、比較的「傷や内包物の少ないものが豊富」という類と、
「多少の傷や内包物は致し方ない。」と言われる類のものとがあります。
ルビーは後者にあたります。
勿論、この石の希少性は非常に高く、実はダイヤモンドの希少性を遥かに上回る少なさです。
もしも海外旅行で、親指サイズの傷のない真っ赤で透明な石が、「ルビー、ヤスイデス~
」って売られていたら、100%偽者です。
だってもしそれが本物だったとしたら、どんなプロに見せても「高額」な提示をするはずだからです。
さて、この希少な希少なルビーという代物・・。
たとえ100万円のルビーでも、実はプロがルーペでチェックすれば、何らかの自然な微傷や内包物なら、容易に見つかるものなのです。
ですので、外観の美しさに、大きな影響を与えていないものであれば、取り分け問題にはなりません。
また、こうした内包物の形態や分布の特徴を見れば、それが天然石であるか、人工物であるかを見極める大きな手がかりとなるのです。つまり天然である証にもなるのです。
<この話はちょっとだけ・・難しいかな?>
ルビーの鉱物名は「コランダム」と呼び、サファイアも鉱物名は「コランダム」です。
同じ化学組成である「コランダム」という種の鉱物の中でも、微量に内包される不純物の具合によって、いろいろな色調、いろいろな透明度の「コランダム」が生まれます。
その中で、「赤色のもの」のみをルビーと呼ぶのです。
ちなみに、ルビーの赤は、他に類を見ない「ルビーの赤」であり、その発色のメカニズムの応用から発展し、生まれた現代の科学のスゴモノが、レーザー光線なのだそうです。
<その他の雑学>
元々、ルビーという呼び方が生まれた頃「遠い昔」は、今のような鉱物学も発達していませんでしたから、
赤い石はルビー、青はサファイアという具合で知られていたのでしょう。
ですから、大昔の書物には、それが本当はルビーであったのか、ガーネットであったのか、トルマリン?スピネル?・・。赤い宝石は混同されていたものも多いのです。
(例えば、「英国王室の冠に配されている黒太子のルビーが、後にスピネルだったと分かった。」という話は、業界人ならよく知られているお話です。)

