ナマステ!

11月10日はハシゴで観劇でした。お昼はこちら

 

地獄少女@CBGK

 

ドラマ化もされた人気アニメ原作の舞台となります。私自身は、アニメに興味なかった人間なので原作を読んだことがなかったのですが、そこはあるある「初めてご覧いただく方にも楽しめます」

ですが、「楽しむ」とはまた違った作品ではないでしょうか。

 

とりあえず、ウィキペディアやら何やらで調べた結果。

初期は水戸黄門のような勧善懲悪だったが、2期以降はいろいろな理由で地獄流しが行われるようになった。と。

となると、この舞台版はスカッとしない気味の悪さからは2期以降くらいがモチーフなのかな。などと勝手に思いつつ、、、

 

そう、この作品最大の誉め言葉は「スカッとしなくて気味が悪い」です。

 

今回地獄送りにされたのは3人でしたが、その3人のうち2人が陰湿ないじめによるもの。そしてもう一人は、寝たきりになりながらも、人を愛することができない。と思いきや、本当は唯一の肉親である娘のことを思い続けていた母親。と、いづれも過程、もしくは結果がすっきりしないものでした。

そして、最後のカーテンコールも、1回だけキャストがさーっと出てきてコメントもなく頭を1回下げるだけ。ダブルカーテンコールも、「ご来場ありがとうございました」もなし。終演後の面会も、お見送り会と一部キャストの事務所物販のみ。と、「演劇界におけるサービス」をかたっぱしから無視した内容であり、普通の劇団やプロデュース公演でやったら非難轟々な内容です。

 

が、ここが前述のとおり「気味悪さ」を演出しているわけです。

とにかく原作もあるので、「作品の空気をなるべく壊さない」ことを重視していたのでしょう。事実、お見送り会も、主演の閻魔あい役の荒井萌さんのみ1度もされていませんでした。

確かに、あれだけ気味悪く、特異な存在であった閻魔あいが笑顔で「ありがとうございましたー☆」とか言われても困りますよね。

 

そういう思惑があるなら、私はそれも一つの個性だと思っています。

 

もちろん、役者さんからすると告知であったり、来場したファンの方ともお話ししたかったり、逆にお客さんも気になった人と話したかったりもしたでしょうから、何かうまい方法はないかなーなんて思ってみたりもします。

 

私は幸い、以前から観劇させていただいている今出舞さん(杉野さくら役)が事務所物販していたのでお話しできましたが、やはりカーテンコールで「ありがとうございました」と言わないのは特異な光景ではあったと話していました。(悪い印象というよりは、びっくりしている様子)

 

その特異さをマイナスに(なるべく)働かせず個性となっている点が、この作品の大きな特徴ではないでしょうか。

 

 

さて、この作品は元SKEメンバーが3人、今出舞さん、山田恵里伽さん(葛城美紀訳)、中西優香さん(宝城優衣役)が出演されていることもあり、ファンの方の中でも話題となった作品でした。

ただ、その3人の姿を見たくてわくわくしてたら、軽く凹む内容でしたが(笑)

 

山田さん→いじめの主犯格により地獄送り

中西さん→いじめの被害者で、依頼者。代償として地獄送り

今出さん→モンスターペアレントや宮下久美子(フォンチーさん)からの攻撃に遭い、地獄通信に依頼。代償として地獄送り

 

 

結果:全員地獄送り

 

まあ、特にいじめらる側2人は毎日の苦労が伺えます。演技とはいえ、毎日自分が割と現実的なダメージを受けるので。。。

山田さんはさすがのダンスのキレでしたね。だからこその今回の役の抜擢ですかね。

 

 

とまあいろいろと書かせていただきましたが、とにかくこの作品は「気味の悪さ」が際立つ作品でした。

 

お話いただいた今出さん、そして主演の荒井さん、他出演者の方々、関係者の方々に感謝します。また舞台の上で生きる皆様とお会いできれば幸いです!