前回の鳴潮の感想でも少しふれましたが、職業上、話の内容だけでなく話し方も気になってしまいます。
大事なことを言っているのに、聞き手を意識していないためうまく伝わらず損しているなあと思うことも多々あります。
話をするうえで私自身が特に気を付けている「間(ま)」を取り上げていきたいと思います。
「間」とは?
この記事の「間」は、「話と話の間に設ける間隔」をいいます。個人的に「間」を作る主な効果は、以下の2つだと考えています。
①自分のため:自分を落ち着かせる
②相手のため:相手に考えさせる(整理させる)時間を与える
以下、順番に説明してきます。
効果1:自分を落ち着かせる
「間」の一つ目の効果は、「自分を落ち着かせる」ことです。
議論が白熱したり、得意な話や興味のある話で饒舌になると、ついついしゃべくりまくってしまい、結局自分が何が言いたかったのかわからなくなることがあります。
「、」「。」のあとにちょっと一呼吸置いて強制的に「間」を作り、冷静さを取り戻すという効果があります。
時と場合によりますが、個人的な目安は2拍、つまり、自分の心の中で「1、2、」とカウントするくらいが心地よい感覚だと考えています。
短いと、自分のクールダウンには足りず、それよりも長くなると、逆にダレてしまいます![]()
普段マシンガントークになりがちな方、話していてテンパってしまう方は、「間」を作るという意識を持ってみましょう。
効果2:相手に考えさせる時間を与える
「間」の二つ目の効果は、「相手に考えさせる時間を与える」ことです。
プレゼンであれ、会話であれ、動画配信であれ、自分から何かを話すということは、その話を聞く相手がいます。
2拍の「間」を作っている間に、相手に考えさせる時間を与えることで、印象に残る、話の内容を理解してもらう効果を狙います。
「間」が短いと、話についていけずにそれ以降の話を十分に聞いてもらえないですし、「間」を空けすぎてしまうと、相手が「あれ、この人何話すか忘れたのかな?」と思わせてしまう可能性があります。
※なお、プレゼンではあえて長めの「間」を作るという技法もありますがここでは触れません(高度なテクニックです
)。
魔法のフレーズ「ここまでよろしいですか?」
ここまで「間」を作る効果を紹介してきましたが、沈黙の「間」を作るのが怖いという方もいらっしゃると思います。
そこで、強制的に間を作るフレーズ
「ここまでよろしいですか?」
をご紹介します。
節目で「ここまでよろしいですか?」と言い、相手の反応を確認する問いかけをします。
問いかけると、自分は相手の反応を見なければならなくなるため、強制的に間を作ることができます。
乱発するとしつこいので、一つのテーマの最後(次の話題に行く前)で使うことが効果的です。
ここまでよろしいでしょうか?![]()
おわりに
「間」は感覚的な要素のため、心地の良い「間」は人によって違いがあると思います。
書籍などでゼロから学ぶことも大事ですが、それだけではなく、実践で自分自身の話し方を振り返ってみる、周りの話し方を観察して、自分に取り入れてみるのが効果的です。
職場に限らず、Youtubeなどでの解説・プレゼン動画や、アニメ・ニュース・討論番組など、参考になるコンテンツが盛りだくさんです。
いろいろ試してみて周りの反応を踏まえて、どのタイミングでどれくらいの間を作ればよいかという引き出しを増やしていけるといいですね![]()
参考書籍
今回取り上げたテーマに関連する書籍を1冊ご紹介します。
この書籍は、プレゼン力を鍛えるための課題図書として読みました。話し方のノウハウ(特にプレゼン)が詰まっています。

