東京学芸大学附属国際中等教育の２０２５年度帰国子女枠入試ディスカッションの進め方をお伝えします。

●　東京学芸大学附属国際中等教育学校の２０２５年度帰国子女枠入試のディスカッションの進め方について、お伝えします。

帰国子女受験.comの齊藤です。

山手学院中学の、２０２５年度帰国子女枠９月編入試験が、７月１日（火）に行われます。

・募集学年：　中２、中３
・出願期間：　６月９日（月）～２０日（金）
・試験内容：　国数英（各５０分　各１００点満点）、面接試験（１０分）

山手学院は、大学の指定校推薦枠が多く、国立大学の進学実績も増えているんですよ。＾＾

山手学院中学編入試験対策について、ご質問がある場合は、齊藤までご連絡をくださいね。＾＾

さて今回は、東京学芸大学附属国際中等教育学校の２０２５年度帰国子女枠入試のディスカッションの進め方について、お伝えします。

２０２５年度帰国子女枠入試、ディスカッションテーマ（日本語のみ　１０分程度　参加人数５名～６名）

放課後、生徒が自由に部屋を使えるようになりました。

部屋の広さはこのぐらいです（広めのビジネスホテルの１部屋ぐらい）。

生徒が活発に交流できるようにするために、この部屋でどのようなことをしたらいいですか。

まず、東京学芸大学附属国際中等教育学校の面接試験についてです。

東京学芸国際の面接試験では、グループディスカッションを行います。

受験生は学校が決めたグループで、あるテーマに基づいて日本語で話し合います。

制限時間は１０分から１５分ぐらいで、原則、結論が出るように話合います。

次に、ディスカッションテーマの分類についてです。

ディスカッションをスムーズに進めて時間内に終えるために、テーマを与えられたら、分類すると良いです。

A、プロジェクト型：　目的や動機を明確にする

B、現状分析型：　問題となっていることは何かを明確にする

C、定義型：　言葉の定義や前提を明確にする

放課後、生徒が自由に部屋を使えるようになりました。部屋の広さはこのぐらいです（広めのビジネスホテルの１部屋ぐらい）。生徒が活発に交流できるようにするために、この部屋でどのようなことをしたらいいですか。：　Cの定義型

今回の分類は簡単だったのではないでしょうか。

２０２５年度帰国子女枠入試、ディスカッションの進め方

１、「放課後に生徒が活発に交流できるようにする」の望ましい結果を、参加者が順番に説明する。その際は、具体的に説明するように心がける。ところで、「できるだけ多くの生徒」とは面接官の先生はおっしゃっていなかったが、生徒交流を活性化させるのだから、できるだけ多くの生徒が参加できる方が良いことに誰かが気付いて補足すべきである。

２、「放課後に（できるだけ多くの）生徒が活発に交流できるようにする」の望ましい結果を実現するために、「ビジネスホテルの１部屋ぐらい」の部屋で実現できる企画を、参加者が順番に提案する。

３、企画案が「望ましい結果になっている」、かつ、「放課後にできるだけ多くの生徒が参加できるようになっている」ことを各参加者は確認する。その上で、参加者が順番にどの企画案を採用したら良いかを発表する。採用する企画案は複数でも良い。

４、採用されなかった企画案に修正の余地があるかどうかを各参加者は確認する。その上で、参加者が順番に修正した方が良い箇所を発表する。　※「４」は時間があれば行う。

「放課後に生徒が活発に交流できるようにする」を明確にできると、部屋の活用方法をイメージしやすいですよね。＾＾

進め方の中で「１」と「３」が特に重要になりますので、しっかりと練習してくださいね。

ところで、本来ディスカッションとは、自由に話し合い、様々なアイデアをシェアしながら、結論に向かっていくものだと思います。

しかし東京学芸国際のディスカッションには制限時間があります。

ですから受験生は、できるだけ短い時間で話し合い、結論を出すよう努力する必要があります。

つまり、効率良く話し合いをしなければいけません。

東京学芸国際中等教育学校を受験するみなさん、ディスカッションの準備も頑張ってくださいね。＾＾

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