群馬県立高校の海外帰国者入学者選抜のインタビューシートの留意点について、お伝えします。 | 帰国子女枠入試を合格させるための自己PR添削と面接練習対策

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● 群馬県立高校の海外帰国者入学者選抜のインタビューシートの留意点について、お伝えします。

帰国子女受験.comの齊藤です。

山手学院中学の、2025年度帰国子女枠4月編入試験の合格発表が3月4日(火)にありました。

スカイプレッスン受講生、山手学院中学に2名合格です!



担当は、北海道大学農学部の住本先生です。

住本先生は理系なので、理数科目の指導が得意です。

しかも、国語と英語を教えるのも上手です。

特に現地校やインターに通う生徒さんから、国語の指導の評判が良いんですよ。

さて今回は、群馬県立高校の海外帰国者入学者選抜のインタビューシートの書き方について、お伝えします。

群馬県立高校の入試の選抜方法が2024年度から変わり、それに伴って、願書の形式も変わりました。

願書の形式を確認してみましょう。

2023年度入試まで

志願理由書




志願理由書の文字数: 枠内はタテ15行×ヨコ40字(600字程度)

2024年度入試から

インタビューシート




1、学校・学科等を志願する理由: タテ4行×ヨコ40字(160字程度)

2、これまでの3年間を振り返って、頑張ったことや成長したと思うこと: タテ4行×ヨコ40字(160字程度)

3、志願する学校が設定した質問への回答: タテ3行×ヨコ40字(120字程度)

※帰国生入試も一般入試も、志願理由書とインタビューシートの形式は同じ

まず、志願理由書とインタビューシートの共通点についてです。

形式は変わりましたが、インタビューシートと志願理由書は同じものです。

どちらも自己PRをするためにあります。

そして、どちらも面接官の先生が質問するための材料になります。


以前の志願理由書には項目がありませんでした、

ですから、帰国生が志願理由書を書くときは、「1、海外の中学校生活や課外活動で頑張ってきたこと(活動実績)」と「2、活動実績から得られた気付きや学び」「3、志望理由」の3つの項目があると仮定して、「1」~「3」の順で書けば、バッチリでした。

一方で、インタビューシートには項目が設けられたため、帰国生のみなさんは書きやすくなったと思います。

1、学校・学科等を志願する理由: 志望理由のこと
2、これまでの3年間を振り返って、頑張ったことや成長したと思うこと: 海外での活動実績から得られた気付きや学び


インタビューシートに書く内容は志願理由書とほぼ同じなんです。

次に、志願理由書とインタビューシートの違いについてです。

志願理由書とインタビューシートの違いは、活動実績を書きやすいかどうかです。

どういうことか。

「3、志願する学校が設定した質問への回答」の項目は、受験校によって書くべき内容が変わることがあります。

群馬県立高校上位5校の「3、志願する学校が設定した質問への回答」を確認してみましょう。

群馬県立高校上位5校の「3、志願する学校が設定した質問への回答」について

・群馬県立前橋高校の2025年度入試の「3」: 記載しない

・群馬県立前橋女子高校の2025年度入試の「3」: 前橋女子高校の校訓について、あなたが考えること

・群馬県立高崎高校の2025年度入試の「3」: 中学校時代の校内外の活動において最も優れていると考える成果と入学後の抱負

・群馬県立高崎女子高校の2025年度入試の「3」: 学習以外の諸活動(生徒会活動や部活動、学校外の活動等)の成果

・群馬県立太田高校の2025年度入試の「3」: 将来、どのように社会と関わり、貢献したいと考えているか

上記のように、高校によって「3」が異なります。

ですから、高校によって「3、志願する学校が設定した質問への回答」が異なるため、「海外の中学校生活や課外活動で頑張ってきたこと(活動実績)」を書きにくくなってしまう恐れがあります。

上記で挙げた5校は、「3」で活動実績を書きやすいかどうかを確認してみましょう。

群馬県立高校上位5校の「3、志願する学校が設定した質問への回答」で活動実績を書きやすいかどうかについて

・群馬県立前橋高校の2025年度入試の「3」: 記載しない
→活動実績を書けない。

・群馬県立前橋女子高校の2025年度入試の「3」: 前橋女子高校の校訓について、あなたが考えること
→活動実績を書くためには、上手く結びつける必要がある。

・群馬県立高崎高校の2025年度入試の「3」: 中学校時代の校内外の活動において最も優れていると考える成果と入学後の抱負
→活動実績を書くことができる。

・群馬県立高崎女子高校の2025年度入試の「3」: 学習以外の諸活動(生徒会活動や部活動、学校外の活動等)の成果
→活動実績を書くことができる。

・群馬県立太田高校の2025年度入試の「3」: 将来、どのように社会と関わり、貢献したいと考えているか
→活動実績を書くためには、上手く結びつける必要がある。

高崎高校と高崎女子は書きやすいので自己PRをしやすいですし、学校が活動実績を評価してくださるということですよね。

・「前橋高校」のように、活動実績が書けない場合は、どのようにして自己PRをするか。
・「前橋女子高校」や「太田高校」のように、活動実績を書くためには上手く結びつける必要がある場合はどのようにして書くか。


これらが、海外帰国者入学者選抜のインタビューシートの留意点となります。


群馬県立高校の帰国子女枠入試を受験するみなさんは、受験校に合わせて自己PRの方法を考えましょうね。

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今回は、群馬県立高崎高校の、海外帰国者入学者選抜(帰国子女枠入試)の面接試験で有効なインタビューシートのお手本を公開します。

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