自己PR型とミックス型の帰国子女枠入試の願書やエッセイや面接対策で役立つ基本用語をお伝えします。 | 帰国子女枠入試を合格させるための自己PR添削と面接練習対策

帰国子女枠入試を合格させるための自己PR添削と面接練習対策

■ 帰国子女枠入試で成功するポイントについてお伝えします。
■ 帰国子女枠中学受験、高校受験の情報をお伝えします。

● 自己PR型とミックス型の帰国子女枠入試の願書やエッセイや面接試験対策で役立つ基本用語をお伝えします。

海外駐在員専門コンサルタントの齊藤です。

穎明館中学の、2024年帰国子女枠9月編入試験の合格発表が7月6日(土)にありました。

スカイプレッスン受講生、穎明館中学に合格です!

担当は、北海道大学医学部の星野先生です。



星野先生は理系ですが、国語の指導も得意です。

さらに英検指導や作文エッセイ指導も上手なんですよ。

さて今回は、自己PR型とミックス型の帰国子女枠入試ついてお伝えします。

帰国子女枠入試には3つの試験形態があります。

帰国子女枠入試の試験形態

・自己PR型: これまでの活動実績(学校の成績、語学資格、考え方など)で合否が決まる

・学科試験型: 当日の試験結果で合否が決まる

・ミックス型: これまでの活動実績+当日の試験結果で合否が決まる

自己PR型とミックス型の帰国子女枠では願書やエッセイや面接試験が重要になることが多いですが、これらでよく用いられる基本用語があります。

ご存知でしょうか?

そこで、自己PR型とミックス型の帰国子女枠入試の願書やエッセイや面接試験対策で役立つ基本用語をお伝えします。

自己PR型とミックス型の帰国子女枠入試の基本用語集

「活動実績」とは

・第三者から国内と海外で頑張ってきたと評価してもらえること。「学校の成績」、「語学資格」、「校内での活動」、「課外活動」、「海外生活から得られた気付きや学び」が該当する。

「自己PR」、「自己PRをする」とは

・活動実績を願書やエッセイや面接試験を通して伝えること。つまり、願書もエッセイも面接試験も本質は同じである。

「願書」とは

・学校の成績、語学資格、校内での活動、課外活動、海外生活から得られた気付きや学びを記載する用紙のこと。自己PRすることが目的である。時間をかけて推敲できるので、良い自己PRに仕上げることができる。

「エッセイ」とは

・エッセイテーマに沿いつつ、学校の成績、語学資格、校内での活動、課外活動、海外生活から得られた気付きや学びを組み込んで、試験時間内に自己PRを書くこと。どんなテーマを出題されたとしても、自己PRに繋げるのが基本である。

「面接試験」とは

・質問に沿いつつ、学校の成績、語学資格、校内での活動、課外活動、海外生活から得られた気付きや学びを組み込んで、その場で自己PRを口頭で伝えること。どんな質問をされたとしても、自己PRに繋げるのが基本である。

「保護者面接試験」とは

・帰国子女枠入試や帰国子女枠編入試験で行われる保護者が臨む面接試験のことで、合否に関係する面接試験とそうでないものがある。帰国子女枠小学校編入試験と伝統的女子校(小中高)の保護者面接試験は合否に大きく関係する。

「最初の1分」とは

・面接試験と保護者面接試験は、最初の1分間、つまり、第1問目や第2問目の質問が最も重要であること。ここでコケると挽回が難しくなる。回答内容はもちろんだが、受験生全体の中で、第一印象で最高点をもらえるように面接官の先生に接すること。

「ネタ」とは

・採点者の先生や面接官の先生(第三者)から高く評価される活動実績のこと。「校内での活動」、「課外活動」、「海外生活から得られた気付きや学び」の3つが、他の受験生と大きな差をつけることができる。

「鉄板ネタ」とは

・採点者の先生や面接官の先生(第三者)から非常に高く評価される活動実績であり、かつ、願書やエッセイや面接試験で使いやすいネタのこと。「Achievement系」、「滞在国・滞在地域の特徴を示す系その1」、「滞在国・滞在地域の特徴を示す系その2」の3種類を持っておくと、エッセイや面接で無敵になれる。

「十八番ネタ」とは

・逆境を乗り越えて成功へと繋げられたネタのことで、特に面接試験で大きな効果を発揮する。鉄板ネタを駆使しながら、ここぞというときに十八番ネタを必殺技的に使うのが基本である。しかし、十八番ネタばかり使うとわざとらしくなるので注意。

「ビフォー・アフター」とは

・たとえば、「できなかった状態から、できる状態になるまで」を説明すること。ビフォーよりもアフターを具体的に書くことが重要である。また、ビフォーとアフターの間に「ターニングポイント」を置くと、いっそう良くなる。

「ターニングポイント」とは

・活動実績において、自身が超頑張ろう!と思うようになったきっかけのこと。ターニングポイントを具体的に書くと強い自己PRになる。また、採点者や面接官はターニングポイントに関心を持ってくれることが多い。

「型」とは

・願書やエッセイや面接試験において、表現するためのフォーマットのこと。

「神フレーム」とは

・願書やエッセイや面接試験において、採点者の先生や面接官の先生に理解しやすいと思ってもらえる型のこと。「イントロダクション、ボディパート、コンクルージョンの順番にする」、「文字数やワード数を揃える」、「ボディパートでは、結論→一般論による説明→自身の経験に基づいた説明の順で書く」、「各ボディパートは、『歌詞の1番や2番の関係』となるように書く」等がある。

「神フレーズ」、「神ワード」とは

・願書やエッセイや面接試験において、採点者の先生や面接官の先生に瞬時に理解してもらえる表現や言い回しのこと。上級者は神フレーズや神ワードの中に、意図的に「NGワード」や「NGフレーズ」を少しだけ加えてアクセントをつける。

「フック」とは

採点者や面接官に関心を持ちながら読み続けてもらうために、エッセイや面接試験のイントロダクションで工夫をするテクニックのこと。効果的なフックはエッセイや面接試験の点数を高くすることができる。ただし、フックは「フィギュアスケートのトリプルアクセル」のように難易度が高く、ともすると内容がマンネリ化するので、エッセイ初心者はフックをせずに高得点を狙った方が良い。

「尺」とは

・面接試験において適切な回答時間のこと。30秒以内、200字(100 wors)程度にするのが一般的である。

「ポートフォリオ」とは

・活動実績を具体的に示すことができる添付資料のこと。活動実績を視覚で訴えることができるので、本気で作成する必要がある。たとえば、立教池袋中学の「活動内容証明資料」が該当する。

「棚卸をする」とは

・海外生活を振り返りながらネタや鉄板ネタ十八番ネタを発掘する楽しい作業のこと。棚卸をする際は海外生活全期間を行うのが基本である。受験生(主観的)、関心を持って接してくれる第三者(客観的な視点を持つ仲の良い先生や帰国子女枠入試のプロ)、保護者(客観的であり、時には主観的)の三者で行うと効果抜群となる。

「幕の内弁当になる」とは

・願書やエッセイや面接試験において、自身の活動実績を大量に盛り込んでしまった結果、浅く広く特徴のない内容になってしまっていること。

「演歌調になる」とは

・願書やエッセイや面接試験において、できなかったことや苦しかったこと等をコッテリと書いた結果、全体のトーンがとてつもなく暗くなってしまっていること。採点者の先生や面接官の先生が辛くなってしまう。

「結びつける」とは

・難しいエッセイテーマや回答しにくい質問に対して、イントロダクションを使って自身のネタや鉄板ネタや十八番ネタに結び付けるテクニックのこと。広尾学園AGや同志社国際中学高校のエッセイでは必須のテクニックとなる。

「軸に沿う」とは

・願書やエッセイや面接試験において、それぞれの内容に一貫性を持たせるため、自身が定めたポリシーに基づいてアウトプットをすること。国際基督教大学高校(ICUHS)や東京学芸大学附属国際中等教育学校や関西学院千里国際などの願書重視校において必須のテクニックとなる。

「未来予想図を描く」とは

・エッセイや面接試験のコンクルージョンパートの最後に入学後の目標や将来の展望を具体的に上手に組み込んで、全体を明るいトーンに仕上げるテクニックのこと。点数アップに繋げられる。

「映えるようにする」とは

・オンライン面接試験の際、印象をとびきりに良くするテクニックこと。オンライン面接では二次元で自身のことを表現する必要があるため、必須のテクニックとなる。

「オウム返しをする」とは

・面接試験において、面接官の先生の質問をくり返すこと。くり返すことで、自身が質問内容を確認することができ、丁寧な印象を与えることができ、若干時間を稼ぐことができるので、有効なテクニックである。

「誘う」とは

・面接試験において、受験生が効果的に回答をすることで面接官の先生に関心を持ってもらうこと。さらに、受験生が場をさりげなくリードすること。

「フォルテシモでいく」とは

・プレゼンテーションやスピーチをする際に、「大きな声で、面接官の先生をしっかりと見つめて、感情を乗せて」制限時間いっぱい行うこと。横浜国立大学附属横浜中学や立川国際中等教育学校や海城学園中学の面接試験で必須のテクニックとなる。

「ガッツポーズを作る」とは

・プレゼンテーションやスピーチをする際に、手持ち無沙汰になりがちな手を握り締めてカッコよく見せること。自身に気合が入り、面接官の先生に熱を伝えられる。

「サーチライトをする」とは

・面接試験の際に面接官の先生が複数いたら、等間隔で見つめていくこと。面接官の先生の全員に向けて話しかけていることをアピールできるので、有効なテクニックである。

「ぶつかる」とは

・面接試験の際に受験生と面接官の先生が同時に話してしまう状態のこと。特にオンライン面接試験で起こりやすい。受験生側が気を付けるのが基本である。

願書やエッセイや面接試験の対策をする際は、参考にしてみてくださいね。

これらの基本用語について、もっと詳しくお知りになりたい場合は、帰国子女受験.comまでご連絡ください。

1日で完結!帰国生のためのリアル夏期講習「願書・エッセイ・面接」@東京でも、基本用語を詳しく解説しますよ。

1日で完結!帰国生のためのリアル夏期講習「願書・エッセイ・面接」@東京の詳細をこちらに示していますので、ご確認くださいね。

今日のアドバイスが皆様のお役に立てたなら幸いです。

では今日も笑顔の一日を!

各種サービスはコチラから!

・海外駐在員専用スカイプコンサル

・塾が対応してくれない内容を学べる、帰国生のための夏期講習

・帰国枠受験、6か月以上長期レッスンサービス

・編入試験対策、3か月レッスンサービス

・帰国子女枠入試、面接練習サービス

・帰国枠面接対策のプロに、回答を作ってもらえる、ラクラク面接対策サービス

・中学受験英語エッセイ添削・文法指導サービス

・帰国枠中学受験、日本語作文指導サービス

・自己PRと活動報告書の添削・作成代行サービス

無料メルマガはコチラから!

・『帰国枠入試を成功させるための自己PRと面接練習』

・『帰国子女枠を有効に使う、10日間無料セミナー』

大教大池田、渋谷教育学園、慶應、東京学芸大学附属、早稲田本庄など、面接重視校には、面接練習サービスが役立ちます。

芦屋国際、立川国際、渋谷教育学園、頌栄、学芸大附属国際中等教育、同志社国際など、英語エッセイが出る学校には、添削サービスが役立ちます。