海外駐在員専門コンサルタントの齊藤です。
渋谷幕張中学の、2021年度帰国子女枠9月編入試験が、7月7日(水)に行われます。
・募集学年: 中1~中3
・出願期間: 6月10日(木)~18日(金)予定
渋谷幕張中学の帰国枠編入試験には、2種類の試験があります。
・英語取り出し型: 国数英、面接試験(日本語と英語)
※国数は当該学年の公立中高の学習進度に合わせて出題、英語は帰国生入試レベルで出題
・英語取り出しナシ型: 国数英、面接試験(日本語)
※国数英は当該学年の渋谷幕張の学習進度に合わせて出題
※国数は当該学年の公立中高の学習進度に合わせて出題、英語は帰国生入試レベルで出題
・英語取り出しナシ型: 国数英、面接試験(日本語)
※国数英は当該学年の渋谷幕張の学習進度に合わせて出題
渋谷幕張中学の帰国枠編入を受験するみなさん、勉強を頑張ってくださいね。^^
国際基督教大学高校(ICU)の帰国生推薦入試と帰国子女枠9月編入試験は、合否判定基準が同じです。
ご存知でしたか?
・合否判定: 学校の成績、面接試験、語学資格等、自己PRカードで決定
自己PRカードはこちらになります。
1、国際基督教大学高等学校に入学したい理由: 日本語は900字前後
2、海外生活を通して学んだこと: 日本語は600字前後
3、諸活動の状況や実績について: 日本語は600字前後
2、海外生活を通して学んだこと: 日本語は600字前後
3、諸活動の状況や実績について: 日本語は600字前後
この自己PRカードでは、名前の通り、自己PRを書きます。
しかし、どのように書いたらバッチリな自己PRになるのかが分からなくて、苦戦している帰国生がいるかもしれませんね。
「3、諸活動の状況や実績について」は、比較的書きやすいと思います。
・優秀な学校の成績
・ICU高校が評価する語学資格
・学校内での生徒会活動
・スポーツ大会での実績
・音楽や美術コンクールでの実績
・ボランティア活動での実績
・ICU高校が評価する語学資格
・学校内での生徒会活動
・スポーツ大会での実績
・音楽や美術コンクールでの実績
・ボランティア活動での実績
たとえば上記のような、これまで自分が頑張ってきたことを書くことになります。
一方で、「2、海外生活を通して学んだこと」の「海外生活」が漠然としていているため、書きにくいのではないでしょうか。
そこで、「2」の書き方をアドバイスします。
「海外生活」とは、自分が海外で所属している、所属してきたすべてのものを意味します。
・現地校・インター校や日本人学校での生活を通して学んだこと
・所属しているサッカーチームやダンススクールでの練習を通して学んだこと
・参加したボランティアでの活動を通して学んだこと
・所属しているサッカーチームやダンススクールでの練習を通して学んだこと
・参加したボランティアでの活動を通して学んだこと
ですから、所属しているものや所属してきたものから得られた、学びや気づきなどを書くと良いですよね。
このとき、所属している学校やスポーツクラブやボランティア活動などが、どのようなもであるのか。
また、それらが地域や国からどのような影響を受けているかを分かった上で書けると、ユニークな内容になることが多いです。
どういうことか。
たとえば、海外には多国籍な現地校やインター校がたくさんありますよね。
私の通っている学校には、世界各国から生徒が集まっています。
彼ら彼女らと交流することで自身の視野が広がり、互いのことを尊重し合う重要性を学びました。
彼ら彼女らと交流することで自身の視野が広がり、互いのことを尊重し合う重要性を学びました。
国際校で学んできた帰国生は、上記のような内容を「2」に書くことが多いと思います。
しかし、上記の内容では十分な自己PRにはなりません。
具体性に欠けるため、他の受験生と差が付かないからです。
国際校に通う帰国生は、地域や国が違っても、同じような学びを得やすいと思います。
でも、所属している学校が違いますから、違うプロセスを経て、その学びを得たはずです。
・通っていた学校は、なぜ、そしてどのように国際的であったのか
・彼ら彼女らとは、どのような交流をしたのか
・自身の視野が、どのように広がっていったのか
・特にどのようなことを尊重し合うのが重要だと思うようになったのか
・彼ら彼女らとは、どのような交流をしたのか
・自身の視野が、どのように広がっていったのか
・特にどのようなことを尊重し合うのが重要だと思うようになったのか
似たような学びを得ていたとしても、これらを具体的に書けば、他の受験生とは違うことをアピールできます。
しかし、具体的に書くというのは難しいですよね。
・海外生活や学校に慣れるのが精いっぱいで、自身の取り組みにどのような意味があるかをあまり考えたことがなかった
・学校やその地域のことをあまり知らないまま過ごしてきたために、長く住んでいても表面的なことしか見えていない
・日本からやって来たばかりの頃は海外の特殊性に驚いていたものの、数年暮らすうちに何とも思わなくなってしまった
・学校やその地域のことをあまり知らないまま過ごしてきたために、長く住んでいても表面的なことしか見えていない
・日本からやって来たばかりの頃は海外の特殊性に驚いていたものの、数年暮らすうちに何とも思わなくなってしまった
上記のような理由から、非常にアッサリとした内容しか書けなくなってしまうことが、よくあります。
ですから、自身の海外経験を棚卸をした方が良いです。
同時に、自分が所属しているものはどのようなものであるのか。
そしてそれらは、住んでいる地域や国からどのような影響を受けているのかを理解した上で、「2、海外生活を通して学んだこと」を作成した方が良いです。
そうすると具体的に書けるようになり、内容に深みが出るので、ユニークな自己PRカードになります。
・You are where you live.
・You are what you belong to.
現在の自分は、住んでいる地域や国、所属しているものからも、強い影響を受けているはずですもんね。
では、メルマガのお知らせです。
今回は、国際基督教大学高校(ICU)の、自己PRカード「2、海外生活を通して学んだこと」のネタの集め方と書き方について、お伝えします。
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5月4日(火)の24:00までに、こちらを登録しておいてくださいね。^^
今日のアドバイスが皆様のお役に立てたなら幸いです。
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