灰と幻想のグリムガル 第10話感想 | キックあにめ

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あにめの感想とかを言います

いろいろありましたねー。野球賭博とかシャラポワのドーピングとかシクロクロス界でメカニカルドーピングとかP・マニング引退とか、清原の保釈がNHKで生中継とか。なんで生中継なん?そんなにか?そんなに清原重要か?福島の原発の今を中継したほうがまだ正しい報道のありかたってもんじゃないか?清原もベッキーももういい加減ほっといてやれよ。もういいよって皆思ってるよ。

●灰と幻想のグリムガル
・いつのまにかメリイさんがヒロイン化
・そしてユメが俄然ウザキャラ化
・あいかわらずシロバコのタローくんが主人公
タローくんもっと協調性持ってくれよ~、という話ですが、タローくんが、もといランタくんが品行方正キャラに改心したが最後、この作品はもうエピローグに突入せざるを得ない。もうやることない。つまりハルくんが成長してランタくんを丸め込めるようになっても、もう終わり。

ユメ)「そんでな~、ユメはそう思ってんやんか~。」「うん。そうだね。(生返事)」
モクゾー)「おはよ~」「おはよ~。」
ランタ)「お、釣りいくか?」「いいや」
シホル)「あ、おはよ」「おはよ~。」
メリイ)「デートしよ」「よっしゃ」
Aチャンネル

これだろ?これになっちゃうだろ?これじゃもうほとんどAチャンネルじゃねぇか!

この作品はちょっとリアルなファンタジー世界での主人公ハルヒロの成長を軸とした話になっていると思います。一見、「アニメで語るべきは主人公の成長だよ!」と主張する私の大好物と思われそうなものなんですが、なんせあまり主人公に感情移入できない。何故か。ランタがいるから。ランタに感情移入しちゃうから。ランタの成長を期待しちゃうから。てかハルヒロなんかほっといたってそのうち上手くやるでしょ。だからランタくんだろ?とりあえずまず最初にランタくんをどげんかせにゃいかんだろ?でもそうそうどうにもならんやろコイツは!だから話が作れるわけでしょ。見す見す題材をほったらかしにしてしまってからに。
とりあえず製作陣はクライマックスでランタくんにユメちゃんかハルくんを助けさせたのちにツンデレをかまさして我々ランタ派が振り上げかけたこぶしを抑えにくる算段でしょうが、そもそもAチャンネルやる暇あるんだったら群像劇にしたらよかってんな~ってキックは思うのやんか~。