■聖地巡礼のサラリーマン
○まさかの聖地巡礼アニメ始まる一話感想
うだつの上がらないサラリーマンの淡路勉は自他共に認めるアニメオタクである。そんな彼の週末の過ごし方は、大好きなアニメの舞台となった場所を巡る聖地巡礼だった。その日も愛車の折りたたみ自転車「ベンツ二世」を駆って埼玉県某市を訪れていた淡路だが、なんとオタク文化とはまるで接点のなさそうな同僚の浜松春子が某高校の写真を撮っている現場を目撃してしまう。
初っぱなからインターネット上の不正利用云々の前に「アニメの聖地巡礼行為は近隣住民の迷惑とならないよう細心の注意と節度を守って行うようお願い致します。」などと注意書きテロップを流すという暴挙。電撃大王かっつーの。そんなことしてもたぶん一部のオタクは止まらないし、そもそも作品内容に水をさす注意書き入れられても、なのである。
まぁそれは置いておくとして、序盤の深夜に仕事から帰宅して「はぁ」とかいいながらイスにしずみ込むシーン、そしてTVつけて録画してたアニメ再生しながらカップラーメン作るシーンときたら、社会人オタクの共感を一気にもぎ取ったに相違ない。苺ましまろの1話に次ぐねこりゃ。
「春日部かぁ」とつぶやく淡路氏のセリフからすぐに察することができるのがアニヲタのアニヲタたるゆえんであるが、当然のごとく今回の聖地の出典はらきすたである。社会現象にまでなった当時を覚えておられるかたも多いと思われるが、一般にアニメの聖地巡礼が知られるようになったのもこれをきっかけとしてであろう。第一話としてはそこんとこも含めてのチョイスなんだろうけど個人的にはほかに無かったんか、とは思う(最近流行の千葉とか)。
件の高校までたどり着く淡路氏の足取り、というかペダリングから察するに、こいつ初めてじゃないな、である。そして女子高生を盗撮しまくるOLこと浜松春子もまた始めてではないとみた。そういう訳で、変態行為(聖地巡礼)の手練たる2人の邂逅。来週何が起きるのか!オタクが出会うとき、世界が変わる!ま、オタトークが飛び出るだけだろ。