ヨルムンガンドの魅力はどこにあるか | キックあにめ

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チャオ。今回はアニメではなくマンガの「ヨルムンガンド」感想。

11巻にて完結した本作品。
武器商人ココ・ヘクマティアルの私兵少年兵ヨナ達の、鉄と火薬で出来た日々を描くガンアクション漫画。
『月刊サンデージェネックス』の2012年1月号にてテレビアニメ化が発表され、同年4月より第1期を放送した後、同年10月より第2期が放送される予定。
以後ネタばれあり。


ついに発動されたヨルムンガンド計画。「これで終わり?」って言う人もいるかと思いますが、個人的にはこれがベストだと思います。ココの求める「世界平和」は実現されるのでしょうか。それともキャスパーが言っているように人は戦争をやめず、武器商人は武器を売り続けるのでしょうか。そんなことはこのマンガの知ったところではないのです。大事なことは物語の当初から予定されていた(らしい)ヨルムンガンドが遂に打ち上がったこと。そしてヨナくんがココちゃんの元に帰ってきたことです。ここからココちゃんの世界を変える新しい戦いが始まるわけですが、それはまた別のお話。ただし前向きなものとしてとらえてくださいね、ってところです。もし僕が描いていたとしたら、ヨナくんに兄の横にいるココちゃんを撃たせて(ヨナくんだからわざと外すかなぁ)、キャスパーにヨナくんを撃たせると思う。けど、このマンガはそんなことはなくて結構人死なないんですよね。つまり、キャラクターが前向きに生きてるところが魅力なのです。

ドライなのでしょう。シリアスな場面からの転換がスパっと特に印象的なマンガでした。「人生、走り続けるしかねぇんだぜ」と背中で語ってほしいんですけど、ちょくちょく普通に出てきたような気がするくらい鼻につくセリフが多いのがご愛嬌。それでも「ブラック・ラグーン」なんかの「ごちゃごちゃうるせぇんだよ。さっさとぶっ放せや!」的イライラ感はそれほどでもないのでやっぱドライなんでしょうね。巻が進んでもメンドクサくならなかったのはそれが大きいと思います。最終巻でもこの魅力は健在。
ココ「私と世界、頭イカれてるのはどっちだ?!」
ヨナ「それで本当に平和な未来がくるのか?」
ココ「あっはっは!知るかァ!未来のコトなんて!」
未来のことなんてわかんねーッスよね~。俺も走りだすッス~。とりあえずヨルムンガンド打ち上げるためにペットボトルロケットでもつくろうかな。