明日香とあきちゃの戦いは終わりを迎えようとしていた。
全軍で突撃を開始して隙をついて
あきちゃが明日香にたどり着いた所からの話
「明日香ちゃん!決着をつけよう」
「かかってきな!」
あきちゃは明日香と剣を交えながら
移動をした
一振りごとに衝撃を感じていた明日香は手がしびれていた
「さすが…あきちゃ…力は全く衰えはないみたい…」
明日香は考えながらあきちゃに剣を交えていた
「そろそろ…いいよね…」
あきちゃは明日香と距離をとると
周りを見渡しはじめると
息を大きく吸ってはいた。
「倉持明日香!この地に沈めてあげる!」
あきちゃはペンダントを外しつかんだまま右手をあげ円を書いた
「あなたの野望は…私が断つ!」
明日香は剣を上げて円を書いた
二人を光が包み込むと次の瞬間互いに鎧を召喚した
暗黒の鎧をつけたあきちゃ
白の鎧をつけた明日香
二人は剣を抜くと互いに向けあった
「行くよ!」
先にあきちゃが動きだした
「この動き見切れるかな?」
あきちゃは明日香の周りを高速で動き回る
明日香にはあきちゃが複数いるように見えていた
明日香は目を閉じるとその場で待機していた。
「明日香ちゃん…隙だらけ…」
あきちゃは明日香の背後に近づき剣を
振り下ろそうとした
「甘い!」
明日香は目をあけると振り向くと同時に剣を払った
互いの剣がぶつかり合う
明日香はあきちゃを睨みつけあきちゃは笑顔で応えた
互いに剣を持つ手にも力が入る
二人は互いに距離をとると
技をぶつけはじめた
「行くよ…あきちゃ」
明日香は呪文を唱えて鋭い木のツタを出すとあきちゃにたいして放った
あきちゃは剣に手をかざし魔法火を纏わせると
ツタを焼き斬った
「今度はこっちの番だよ!」
あきちゃはその場で剣を振り下ろすと
剣圧を放った
明日香は剣を使い弾きとばしていると
何時の間にかあきちゃがそばまで来ていた
「しまった…」
明日香は剣で防御しようとした
「死ね…魔法騎士」
あきちゃは明日香を斬りつけた
「グッ!…」
明日香は斬りつけられ膝をついた
あきちゃは明日香を蹴りとばした
明日香は後ろに飛ばされ川に背中から落ちた
切られたせいか、鎧から火花が出ていた
あきちゃは明日香に近づき剣を突き刺した
明日香はそれを寸前で回って交わすと起き上がりあきちゃの背後をついた
剣で背中を斬りつけた
「あぁぁぁぁぁ!」
あきちゃは前のめりに倒れこんだ
「はぁ…はぁ…あきちゃ!…これで…終わりだ」
明日香はあきちゃに剣を突き刺した
「何⁉」
あきちゃは体を反転させると体の正面で剣を受け止めた
明日香の剣があきちゃの体を深く突き刺しこんだ
「いいね!明日香ちゃん!あきちゃ気持ちいい」
あきちゃは明日香の剣を掴むともっと深くまで突き刺した
明日香の剣があきちゃの体を貫通するとあきちゃは左手で明日香の剣をつかんだまま剣を振り下ろした
明日香はあきちゃの剣をもろに受けると仰向けに倒れこんだ
「ウッ…あきちゃ…何てやつなの…」
あきちゃは体に明日香の剣を刺したまま座り込むと
明日香の剣を手で掴むとゆっくりと
笑顔で引き抜きはじめた
「ウッ!…いたっ…」
剣を抜くと同時に大量の血が流れ出した
あきちゃは一気に引き抜くと明日香の前に立った
「さよなら…明日香ちゃん」
あきちゃは血で染まった剣を振り上げた
「今だ!」
明日香は起き上がると足をはらった
あきちゃが怯んだすきに
明日香は魔法槍を取り出して鋭い突きをあきちゃに食らわせた
あきちゃは後方に吹っ飛ばされて
表情がかわりはじめた
互いに次の技を出そうとした時だった
大きな音がして振り向くと
西の方で不死鳥と龍が舞い上がっていた
「レオくん!」
「ゆきりん!」
二人は互いにその様子を見ていた
不死鳥が龍に飲み込まれたのを見てあきちゃは
焦りを隠せなかった
「レオくん!」
「そこだ!」
明日香はあきちゃにすばやく槍を突き刺した
「邪魔しないで!」
あきちゃは剣で槍を弾きながら移動した。
あきちゃは明日香と距離をとると剣を両手で構えると上に突き上げた
剣から光が発してあきちゃを照らすと
背後の影が大きくなりはじめた
「明日香ちゃん…今まで楽しかったよ」
背後の影が明日香に向かって剣を振り下ろすと
斬撃が放たれた
斬撃が明日香にぶつかる寸前の時だった
「甘い!」
明日香は飛んでよけると
「次は、こっちの番だよ」
明日香は槍を紫の炎で纏わせると片手で持つとあきちゃに向かって投げた
「闇よ…私の前から消えろ」
槍があきちゃの方へ向かって行った
「早い!…ダメだ…よけれない…」
あきちゃは槍を正面から受けると後ろに飛ばされた
「ううっ…やるじゃん…」
あきちゃはその場で座り込んだ
明日香はあきちゃに向かってゆっくりと歩きだした
「あきちゃ…あなたとAKBで過ごした日々…私は…絶対に忘れないから」
明日香は槍を上にあげると尖端をあきちゃに向けた
「ま、待ってよ…明日香…」
「さよなら…」
あきちゃは表情が青ざめる事もなく笑っていた
明日香は槍を強く構えると
あきちゃに振り下ろした
その時明日香は手に痛みを感じた
すると、明日香の槍が半分に折れていた
「これは!?」
明日香は戸惑ってると左から何かが明日香の顔を掠めた
明日香が振り向くと木の影から謎の人物がこちらに矢をはなっていた
「今だね…」
あきちゃは起き上がると後ろに下がっていった
「あなた誰?」
明日香は謎の人物に声をかけた
「俺?、俺はファンだよ」
「ファン?」
明日香が首を傾げていると男が出てきた
明日香はそれを見て槍を突きつけた
「動かないで…」
「さすが…魔法騎士だな」
男は笑いながら明日香に話しかけてきた
「また会おう、魔法騎士…いや…倉持明日香くん」
それを聞いて明日香は表情を変えた
「どうして!私の名前をこの世界のあんたが知ってるの!」
「言っただろ…ファンの一人だよって」
男はニヤリとしながら、姿を消した
「なんだったの?あの人は」
明日香は槍を手にとるとあきちゃを追いかけはじめた
明日香は教会であきちゃをあと一歩の所でのがした
あきちゃはレオの最後の術で姿を消した
後日、明日香とゆきりんは現代に帰るために
準備をしていた
「本当に…帰れるの?」
ゆきりんは不安そうにしていると
明日香はゆきりんの背中に手を回した
「魔法列車を私たちのために使わせてくれるみたい…だから、大丈夫だから、心配しないで」
明日香の笑顔にゆきりんは安心して頷いた
「行こう!」
二人は城を出ていった