総選挙に向けて、各政党間の討論会がテレビをにぎわしている。今朝の、日テレの”朝まで生テレビ”をずっと見ていた。いつもなら、こういう討論会は、見ていて、ところどころ飽きてしまう。話がまとまらなかったり、あいまいな話しかしなかったり、ごちゃごちゃした意見のぶつけ合いになっていたり、納得のいくところまで話をつめられなかったり…というのが最後まで続くからだ。でも、今回は違った。
今回はじめて”朝まで生テレビ”をちゃんと見た。というか、おもしろくてはまってしまった。田原総一郎さんの司会がすごすぎた。テレビの討論会において、こんなに司会がすごいと思ったのは初めてだ。性格的に彼のことは、あまり好感を持っていなかったので、今まで彼のことを軽視していたのかもしれない。
笑っちゃうくらい、鋭い司会というか。あいまいとか中途半端が嫌いな人なんだなと思った。そして、あの性格から、政治家に対してもほとんど遠慮がない。遠慮なんかしてたら本質的な議論ができないからな。政治家があいまいだったりはっきりしないことを言っていると、政治家が何を言いたいのか最後まで問い詰めて、「結局こういうことなんでしょ?」というところまで持っていく。最後まであいまいなことを言っていると、「だめだ、この人よくわからない。」と切り捨てる。彼の前では、政治家は丸裸にされてしまう。理屈に合わないことは、暴露されてしまう。「あなたの言っていることだと、こういうことになっちゃうけど、いいの?」というふうに言われて、「だめです。」と小声で一言、無言になっていた。これには、テレビの前で大うけしてしまった。こんな感じで、他にもいっぱいうけてしまった。
バラエティには向いてないかもしれないが、政治家の討論会の司会は、もはや彼にしかつとまらないとまで思った。それぐらい、他の司会者とは、格が違う。今まで見てきたものも、これまでは良い評価もしてきたが、あれを見ちゃうと、他のがぐだぐだの司会に見える。今朝は、他の2番組でも討論会をやっていたが、やっぱりぐだぐだに見えた。連続で出演していた政治家もいたので、徹夜なんだなあと思った。自分もそうだけど。
私はもう、彼の司会じゃないと、政治家の討論会は満足できないかもしれない。