思考とは思い考えること。方法論とは考えて解析すること。
方法論は、思った後の作業である。
国家や人生の問題を解決することを考えた時に、どうやって解決しようかと考える。最善の目標を決めて、そこへたどり着くための方法を考える。これが方法論だ。問題解決法について書かれた書籍はたくさん世の中に存在する。どうやって解決するかということは、物事をより良くするために非常に大切だ。
でも、難しい問題においては、それだけでは解決しないと思う。
もっとこうすればより良い国家になりますよ、もっとこうすれば人生が良くなりますよとかいう議論は、よくあることだけども、結局複数の意見に分かれて、すっきりしない状態で議論は終わってしまう。ほとんどの場合、そうなってしまう。
なぜか。これらの議論は、方法論を重要視していて思考を重要視していないからだ。
思考とは何か。何を最も良いと思うか、悪いと思うかであるだろう。でも、こう書いておきながら、本当に正しいことを書いているのかと思うことも思考だ。正しいと思って書いている本人でさえ、100%これが正しいとは、今この時点では言えない。なぜなら、あくまでそう思っただけだから。
価値観も思考から生まれるだろう。何をOKとするかとか、好きかとか、正しいと思うかとか。個人の思いから生まれる。
ここでいう思考法とは、なぜそう思いますかということをとことん突き詰めることだ。個人の問題で済むことなら、個人の価値観は人それぞれだということでいいけれども、公の議論の場とかだと、それが原因で結論が出ない。いろんな対立の溝は埋まらない。
多数決の原理とか、夫婦間での価値観のずれとかは、ここに原因があるだろう。
思考法というものは学問化するに値すると思う。
意見の相違、価値観の相違は、あって当たり前。でも、意見や価値観の違う相手が思っていることを少しでも多く理解できる方法があれば、世の中、もっと平和になると思う。
思考というものについて研究して、体系化して、目で見て分かるように図式化なんてできれば最高だ。