角田山は標高481.7ⅿで新潟市で二番目に高い場所です(一番は多宝山、標高633.8ⅿ)。
日本で四番目に広い越後平野の1/3以上を新潟市が占めているので極端に高い山が有る筈もなく、それでも千葉県の最高峰である愛宕山(標高408ⅿ)よりは高い。
そうなって来ると市民憩いの山となり、弥彦山に並び毎日の様に登頂する人も多いと聞く。
そんな角田山には以前にも言った通りに7つの正規登山ルートがある。
灯台・浦浜・五ケ峠・ほたるの里・五倫石・稲島・湯之腰の正規ルートの他に10の非正規ルートがある。
宮前・妙光寺・此の入沢・桜尾根・山の神・小浜・雷岩・ヨーロッパ松・三望平南尾根・一升瓶
私はこれまでに非正規ルートも5ルート(宮前・桜尾根・山の神・小浜・雷岩)登って来ました。
後は残った妙光寺・此の入沢・ヨーロッパ松・三望平南尾根・一升瓶の5ルート。
今回は同じ林道に繋がっているという一升瓶コースと三望平南尾根コースの入り口を探す目的でやって来ました。
聞く話では、この二つのコースは踏み跡を頼りに進まねばならぬようで草が生えると道に迷いやすくなるらしい。
迷うだけではなく、危険なのだとか…?
どういう事なのかは歩いてみないと判らない。
ほたるの里の駐車場にSOLIOを停めて五ケ峠を上って行くと巻射撃場の看板が有り、先に進むと右側に林道が隣り合って二本現れるが、奥側の落ヶ谷林道に入る。
聞いた話では右に2回曲がり道なりに行くと一升瓶登山口があるという。
産業廃棄物の処理場から右側に入る。
何か施設があった後の様です。
道はアスファルトから土の道に変わる。
この日の最低気温は氷点下で前日に降った雪が残っています。
道を進んで行くと道が途切れているようですが、念の為奥まで行ってみる。
無理をすれば進めない事も無いが踏み跡はかなり薄い。
引き上げようとして道の端を見ると土が荒らされた後がある。
どうやら猪の泥浴びの後の様です。
泥浴びの後の側には二本爪の後も有りました。
どうやら猪のテリトリーに入ったようです。
他の場所も探索してみる。
林業用の道が有るので其方も探索してみる。
其処此処に猪の痕跡が残っている。
然も比較的新しい。
熊避けの鈴を付けてきてよかった。
どの程度効果が有るのか解らないが、人間がいる事を伝える事が出来る。
周囲の林業作業路を歩き回り登山道らしきものは見当たらなかった。
2時間以上歩き回ったが猪の痕跡しか見つけられなかった。
所々人が入った後は有るのですが、どうやら山菜取りの入った後の様で何処も彼処も踏み跡が薄い。
お昼も近くなって来たので、今日は一旦引き上げて調べ直して来ようと思います。